“お客様は神様です”の本当の意味をまずしたためておきたい。
この言葉を最初に有名にしたのは、おそらく昭和の大歌手三波春夫先生であった。三波(以下敬称略)の真意は以下のような心持である。
私、三波春夫の歌を聞くために海上にいらした客様は、あたかも神様のように私の心の内の全てを見通すだろう存在と思っている、だから私はそのつもりで一点の曇りもない誠の心をもって全力で歌を歌います…というものである。
これが”お客様は神様です”の本当の意味である。
ところで、明治天皇の和歌(御製と呼ぶ)にも似た内容のものがあります。
『目に見えぬ 神に向かいて恥じざるは 人の心のまことなりけり』
全く理屈コネ太郎の推測に過ぎないが、三波春夫はこの御製を知っていたからこそ彼は「お客様は神様です」と言い、続けて私はまことの心をもっと皆様に歌を届けますと言いたかったのだと思う。
しかしながら、お客様はお金を払ってくれるがゆえに、演者にとっては神様のように偉い存在であり、演者や興行側よりもお客様の立場は上位だから多少横柄に振る舞っても客は許される…という俗な解釈が”お客様は神様です”との言説にまとわりついている。
とても残念である。
三波春夫は既に鬼籍に入っているが、彼のスタッフによって彼のwebはまだ残っている。三波春夫の肉体は既にこの世にはないが、彼の歌、彼の心、彼の影響は今でも世の中に流通している現役バリバリのコンテンツなのだから。
一度、三波春夫のwebに行って、彼の言説の真意を、彼の高い精神性を体験して欲しい。冒頭の説明にはかなり『理屈コネ太郎』の解釈が混入しているだろうから。三波春夫webは”ココ”をクリック。
今回は以上。
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