セカンドライフをフルパワーで最大限に楽しむには、自分が「いつかは死ぬ」という事実を受け入れることが重要です。平たく言うと、今日は元気でも、明日はどうか分らない…という認識が、今日という時間をより貴重に感じさせ、行動の原動力となります。また、老いの過程に正しく対処する根拠にもなります。本記事では、死亡年齢データをもとに、定年後の人生を豊かにする方法を考えます。
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死亡年齢中央値とは?
以下は、婚姻状況別に見た死亡年齢中央値のデータです。これは、死亡した人を年齢順に並べた際の真ん中の年齢を指します。
婚姻状況 | 男性の死亡時年齢中央値 | 女性の死亡時年齢中央値 |
---|---|---|
生涯未婚 | 約67.2歳 | 約81.9歳 |
既婚 | 約81歳 | 約78.3歳 |
離婚 | 約71歳 | 約85歳 |
配偶者と死別 | 約87.7歳 | 約90歳 |
このデータを見ると、婚姻関係が男性の寿命に貢献している一方で、女性には負担となっている可能性が示唆されます。たとえば、未婚男性の死亡時年齢中央値が67.2歳であるのに対し、既婚男性では81歳と大幅に上昇しています。
平均年齢と中央値の違い
- 平均値:若年層の死亡が反映され、極端な値の影響を受けやすい。
- 中央値:極端な値の影響を受けにくく、現実的な傾向を示す。
死亡時年齢の中央値が、平均値よりも高い理由は、若年層の事故死や病死が平均値を引き下げるためです。
男女全体の死亡データ
厚生労働省のデータによると、男女全体の死亡時平均年齢と中央値は以下の通りです:
指標 | 男性全体 | 女性全体 |
---|---|---|
死亡時平均年齢 | 約81歳 | 約87歳 |
死亡時年齢中央値 | 約84歳 | 約90歳 |
最頻値(死亡者が多い年齢) | 約85歳 | 約92歳 |
男性では85歳、女性では92歳が最も死亡者が多い年齢(最頻値)であり、これが健康寿命や死亡年齢の参考になります。
健康寿命を延ばすためのヒント
データを活用して、自分の死亡年齢や健康寿命を予測することは、自分に適したライフプランを立てる第一歩です。健康寿命を1年でも延ばすために、次のことを実践しましょう:
- 思考と運動の習慣化
- 8割程度の負荷をかける運動を毎日続ける。
- 新しいことに挑戦し、脳の活性化を図る。
- 情報収集と柔軟性
- インターネットやSNSを活用して最新情報を得る。
- 日常生活に新しい習慣を取り入れる。
結論
本記事では、公開データを活用して死亡年齢を予測し、セカンドライフを充実させるための考え方を提案しました。時間が有限であることを認識し、一分一秒を大切に生きることで、より豊かな人生を送ることができます。
今回は以上です。
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