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始めに
ボート遊びの楽しさを数値化する指標について述べてみたい。これはあくまで個人的な思いつきであり、軽く流し読みしていただければ幸いだ。なお、本記事でいうボートにはヨットは含まれない。ヨットはボートは違う乗り物なので、同じスケールで計測できないから(詳細はココをクリック)。また、ボート遊びは安全マージンをしっかり確保した上で楽しむことが大前提である。
なぜボート遊びを数値化するのか?
ボート遊びは、その性質上、目的地や行動、遊び方など多くの要素が絡み合うため、楽しさの感じ方が非常に多様だ。そこで、楽しさを数値化することで以下のようなメリットがあると考えた:
- 異なるボート遊びの楽しさを比較しやすくするため
- 具体的な点数をつけることで、どの遊びがより魅力的かを簡単に比較できる。
- 計画を立てる際の指針となるため
- 高得点(=面白いボートあそび)を狙うために「どんな目的地を選ぶか」「どんな遊びをするか」を工夫しやすくなる。
- 新たな発見や挑戦を促すため
- 点数化することで、まだ体験していない楽しみ方に気づき、「次はこれを試してみよう」という意欲をかき立てられる。
- 遊びの満足度を振り返るため
- 終わった後に点数を振り返ることで、次の遊びをさらに充実させるヒントが得られる。
楽しさを決める3つの要素
理屈コネ太郎は、ボート遊びの楽しさを「どこへ行くか」「上陸するか」「何をするか」の3つの要素に集約できると考え、それぞれ点数化することにした。
1. どこへ行くか
目的地による楽しさを以下のように評価した:
- 海上が目的地の場合 ⇒ 0点
- ボート以外の手段で行くのが合理的な場所 ⇒ 1点
- ボートで行くのが合理的な陸地 ⇒ 2点
- ボートでしか行けない陸地 ⇒ 3点
- ボートで行けるか不明な場所 ⇒ 4点
※なお、自衛隊や米海軍基地など常識的に立ち入れない場所は対象外とする。
2. 上陸するか
目的地での上陸状況を以下のように評価:
- 上陸しない ⇒ 0点
- 浮き桟橋から上陸 ⇒ 1点
- 浮桟橋以外の着岸施設から上陸 ⇒ 2点
- 桟橋施設がない場所から上陸 ⇒ 3点
「桟橋施設がない場所から上陸」とは、桟橋自体が存在しない場所での上陸を指す。安全に配慮し、禁止されている場所や明らかに危険な場所での上陸は考慮しない。
3. 何をするか
目的地での遊び方を以下のように評価:
- 遊ばずに帰る ⇒ 0点
- 事前のプラン通りに遊ぶ ⇒ 1点
- 即興で遊ぶ ⇒ 2点
- 新しい遊びを試してみる ⇒ 3点
楽しさを数値化した具体例
例えば、「行けるか不明な場所に行き、桟橋施設のない場所から上陸し、新しい遊びを試してみる」場合、合計10点となる。この満点のボート遊びにはスリルや未知の体験があり、非常に魅力的だ。
一方で、クルマで行く方が合理的な保田漁港にボートで行き(1点)、浮き桟橋から上陸(1点)、計画通りに食事を楽しむ(1点)遊びは3点に留まる。これはゲストにボート体験を提供するには適しているが、不確定要素が少ないため、慣れているボート乗りには物足りないことが多い。理屈コネ太郎は、一回やって飽きてしまった。
釣りを目的としたボート利用では、目的地が海上(0点)、上陸しない(0点)、釣りという計画的な遊び(1点)で、合計1点と低め。釣りを楽しむならレンタルボートの方が合理的かもしれない。そういうわけだから、釣り仕様のボートの出航回数はあまり多くない印象を理屈コネ太郎は抱いている。
自分だけの10点満点の冒険を求めて
「ボートで行くのが合理的な場所に行き、桟橋施設のない場所から上陸し、即興で遊ぶ」遊び(7点)はスリルがあり、理屈コネ太郎の好みだ。具体例として、無人ビーチでのカヤックやシュノーケリングを挙げる。愛艇「Merry Fisher 895 Sport」に必要な装備を積み込み、こうした高得点の冒険を追求している(詳細は[こちら])。
また、東京の下町に住む理屈コネ太郎は、ホームマリーナが三浦半島南端にあるため、東京湾奥の水路探索にはレンタルボートを利用しようと計画中。水路や川には未開拓のポイントが多く、10点満点の冒険が待っている可能性がある。
まとめ
ボート遊びの楽しさを数値化することで、異なる遊び方を比較しやすくなり、自分にとって魅力的な冒険を発見する手助けとなる。安全を確保しつつ、新たな場所や未知の体験を追い求めるボートライフを楽しんでみてはいかがだろうか。
今回は以上。
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