やっと、両側のポロペラ&ギアボックスケースの交換が終了した。
部品交換に要した時間も費用も全て自分の操船が招いた事なので、涙を呑んで納得するしかない。
因みに、『理屈コネ太郎』は信頼する取引相手が出した見積書や請求書に対して値切り交渉をしない事としている。
値切るという行為はしないが、仕事を依頼する時点で自分が出せる最大限の額を提示して、これで何とかお願いします…みたいなお願いの仕方は結構やっている。
見積諸や請求書を作成した事がある人ならわかると思うが、こうした書類を作成し顧客に提示する行為は、誠実なビジネスパーソン同志にとっては真剣勝負以外のなにものでもない。
これからも末永くこの顧客と付き合いたい業者は不合理に高額な請求書は作らないし、その気持ちを理解している顧客は値切り交渉などする必要はないのだから。
普通、請求書には顧客側の都合で削れる余地など含まれていない。適性な利益を適切な費用に載せたらこの金額になりました…という事実だけである。
そこで値切り交渉するのは、やや後出しジャンケン的で信義則に反するし、なにより先方が考える適性利益を減損させる行為だ
だから、信頼する取引相手には見積書は求めない事が多い。時間の無駄だから。請求書の細目は一応チェックするが、日本人は細目が記載された積み上げ式の請求書の内容を殆ど間違えない。
さて、今回の修理は終了目前だが、大体の費用は私の頭の中で概算出来ている。上架代+プロペラ部品代×2+ギアボックスアッセンブリー代×2+交換工賃+下架代で、3ケタ万円は確実に行くだろう。
痛ったい出費である。繰り返すが、全ては私の操船が招いた事である。レッスン代と捉えて、得られる教訓を全て血肉に換えようと思っている。
残りは陸上で電子制御とかメカニカルな部分のチェックをして、海上で実走して異常がないかを確認して、問題なければ以前のように愛艇を乗り回せる日々がやってくる。
それまでは、もう少しの辛抱だ。
今回は以上。
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