客の心得④ プロの業務は須らく有料と知るべし

人の時間・技術・知識には価値がある。

特にプロと呼ばれる人達の価値は、顧客が対価を支払っても活用したい程に高い。

プロは、それまでの経験、知恵、技術、道具や設備、そういう先行投資をマルっとまとめて単価として顧客に請求できる人達。そして、それで生計を立てられる人達だ。

客はプロの業務が気に入らなければ、2度と取引しなければ良い。どこかの掲示板に評価を書くのもだって自由だ。

ただし、プロの業務はどんなに些細なものでも本来は有料なのだと知っておこう。客が客の立場でプロに対して「これくらいだったらタダでもいいよね?」とは絶対に言ってはいけない。

行動の価値を認識できない者は、有形なモノにしか対価を支払えない。こういう客はプロから良質な業務を提供して貰えなくなる。そうなると、顧客として大損害だ。

人の時間・技術・知識は本来的に有価と心得よう。たとえプロの看板を掲げていない人物からであったも、その人の行動の時間・技術・知識を活用する場合は対価を支払おう。あるいはすすんでお礼をしよう。

ましてや相手が明示的なプロであるのなら、事前の約束通りの業務内容に対しては約束通りの対価を支払おう。たとえその結果が期待通りでなくても事後的に支払を渋ったり値切ったりするのは、長期的にみて絶対に損だ。

なぜなら、事後的に値切る客の仕事をプロは受け付けたくはないのだから。余裕のあるプロなら2度とその客の仕事は受けないだろう。

事前の約束通りの業務内容なのに期待通りでないのなら、それは顧客の発注する能力が不十分だったのだと認識しよう。

この複雑な世の中でしっかり生き抜くには、他人の力を借りないわけにはいかないのだから。

今回は以上。

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