本当に欲しくて購入したモノは30年後にはお宝になるかも

表題通り、若い頃に本当に欲しくて購入したモノが、30年後にはお宝になっている事が多い。

クルマ、腕時計、バイク、それから一部のロボットフィギュアとか、もうマニア間で取引される金額はちょっと常識では考えられない金額だ。

だからもし、三十年前に本当に欲しくて買ったモノを持っているのなら、その市場価格を知らべ見る必要がある。

この際、注意して欲しいのは、そのモノに対する知識はない不用品回収業者や、質屋、中古品販売業者にハナシをもっていっては絶対にいけない。

こういう人達の眼には、あなたの宝物は、たんなる古色蒼然たる中古品にしか見えないのだ。

モノの価値のわかる人にハナシをもっていかなくてはならない。

それともう一つ注意しなくてはならないのは、配偶者である。

彼女たちは、使わないんだったら売っちゃえは…と平気であなたに言うが、実に近視眼的な発想である。こんな提案に絶対に乗ってはいけない。彼女たちは将来の可能性よりも、今目の前の喫緊の問題解決が最優先である。それは子供達の食費であり教育費であり、住宅購入資金である。

自分の本当に欲しいモノをコツコツと入手して、それらの品でゆっくりと趣味生活を楽しむ。このような優雅な生活を大抵の女性配偶者は許可しない。生命保険に入って、働いて、働いて、働いて、そして他界してくれれば家のローンもチャラだし、まだ若いから新しい男性とのロマンスも狙えちゃったりするし…というのが本音であると、ある女性から聞いた事がある。

勿論、気に入ったモノでも所有する事にコストがかかる場合は多い。クルマならば駐車場や燃料代や車検代や税金とか。でも、特に使用しないのなら、車検を取らないで倉庫の中で大切に眠らせるって手もある。

感性を信じて欲しくて購入したモノがお宝になるには30年くらいはかかる。でもその時間は待つに値する時間である。

ただし、将来値が上がりそうだと目論んで購入する手法には賛成しない。金に目が眩むと正常な判断をできないし。

それよりも、正真正銘自分の好きなモノを購入して、所有コストと相談しながら、また配偶者の「とっとと売っちゃえ」の暴言に耐えながら、自分の目利きが正しかったという事実を確認しよう。

そうそう、誰かの不要品は別の誰かの宝物という言葉もある。

時々は外に出て、思いも掛けないモノが高額で取引されている現実にも触れてみよう。

あなたにとっては不意用品でも、別の誰かにとっては宝物である界隈にアクセスできて、そしてあなたが手放してもよいと真剣に決断しているのなら、自分の不用品を高額を出して買ってくれる人に譲ってあげるのも一手。

自分が若い頃に本当に欲しくて購入したモノの30年後の価格は、コツコツと30年間貯蓄して貯めた額をかなり上回る事が多い。

言っていい範囲で『理屈コネ太郎』の経験談の具体例を述べれば、私が19歳の時に購入したスイス製時計の最近の取引価格の高騰ぶりにビクッリしまくっている。

私はこの時計は、本心から欲しくて購入した。将来値上がりするだろうなどとは微塵も思わなかった。

だから皆さんに推奨したい。本当に欲しいモノを買おう。30年愛でながら豊な心で生活しよう。その後、もし価格が高騰して、自分がもういいや、次に大切にしてくれる人の手元にいってくれるなら手放しても構わない…という心理状態になれば手放せばよい。

今回は以上である。

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