本記事では、クイックシフター(以下QS)を装着したことで得られた気づきを共有する。
なお、本ページの内容は 理屈コネ太郎の個人的な視点 に基づいたものであり、その点をご理解のうえで読み進めていただきたい。
導入したのは、ドイツC.A.E社製の ULTRA SHIFTER と思われるモデル。(同時にクラッチストッパー(以下、CS)も導入した)
これらのパーツを装着したことで、HパターンMT(以下HMT)の運転に対する新たな視点が開けた。
その視点とは、「HMT車の運転をより真剣に考えると、運転そのものがさらに面白くなる」という、予感めいた感覚 だ。
Contents
運転技術の進化を求めるプロセス
たとえば、歩くことは誰でもできるが、歩き方の巧拙を気にする人は少ない。
しかし、「走る」となると事情が異なり、正しい走り方を考えなければ 怪我のリスク が高まる。
これと同様に、HMT車の運転についても、「ギア操作の精度を高めることで、よりスムーズに走れるのではないか?」という思考が生まれた。
これが クイックシフター導入によって得られた最大の気づき である。
QS(とCS)による変化と発見
QS(とCS)を装着することで、以下の変化が生まれた。
- クラッチとシフトのストロークが短縮 → 操作のダイレクト感が向上
- シフトレバーが長いため、ギアポジションが手の感覚で把握しやすい(シフトポジションインディケーター効果)
(詳しくは [こちら]、[こちら]、[こちら] を参照)
さらに、手のどこにノブが触れるかでギアポジションを判別できる可能性 も見えてきた。(詳細は[こちら])
理想のシフト操作とは?
現在の課題は、
「変速時にギアポジションを瞬時に把握し、無意識に最適なシフト操作を行うこと」。
理想のシフト操作とは、
① アップ/ダウンを判断 → ② 現在のギアポジションを把握 → ③ シフトレバーの動かし方を瞬時に決定
この一連の流れを無意識で実行できることだ。
しかし、現状では ②のギアポジション把握に一拍の遅れ が生じている。
そのため、改善策として「左手を常にシフトノブに置く方法」を試したが、
ワインディングでは ハンドリングのズレ を引き起こし、実用的ではなかった。
求めるべき究極の運転感覚
最終的に目指すのは、
両手でステアリングを握りつつ、必要なときだけ瞬時にノブへ手を伸ばし、ギアポジションを触覚で判断しながら直感的にシフト操作を行う スタイル。
この技術が身につけば、現在の運転快感を はるかに上回る領域 に到達できるはずだ。
これが、クイックシフター導入によって開けた新境地の「その先」である。
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