本ページでは、セカンドライフを楽しむシニアの理屈コネ太郎が、自身の体験を基に「シニアに適した趣味」を厳選して11個紹介します。似たタイトルの他のサイトでは、ボランティア参加や旅行、読書、映画鑑賞、俳句、カメラなどがシニア向け趣味としてよく挙げられますが、それらの提案はステレオタイプの思い込みに基づいているように思います。
実際には、現在のシニアは身体能力も高く、積極的に新しいことに挑戦できる世代です。そこで、本ページではセカンドライフの住人である筆者が実際に体験し、「これは本当におすすめできる」と思った趣味を厳選してお届けします。これらの趣味は、ヨットやサーフィンなどのスポーツから、日本史の勉強やブログ作成といった知的活動まで多岐にわたります。ぜひ、新しい趣味を始めるヒントにしてください。
1. ヨット
全長6メートル以上でキャビン付きヨットは、転覆しにくく、安心して一人でも楽しめる趣味です。このサイズ以上のヨットであれば大抵エンジンが付いていて出航や帰港の心配がなく、セイリング(帆を操って風力で進む技術)のスキルも独学で十分に習得可能です(詳細はココをクリック)。
帆を揚げて風を使ったセイリングはヨットの醍醐味ですが、初心者が最初から完全にスキルを習得する必要はありません。エンジンでの航行も可能なので、まずは海上に出てヨットの操作に慣れるところから始められます。セイリングスキルは、風を読む感覚やロープの扱いを一つひとつ学ぶことで、自然に身についていきます。
ヨットを始めるには、マリーナで中古ヨットを購入し、係留サービスを利用するのがおすすめ。これは故障時の対応をスムーズにするためです(詳細はココをクリック)。また、ヨットにはプライベート空間としての魅力もあり、停泊中にも静かな思索の時間を提供してくれます。
風力だけでどこまでも航行可能なヨット独特の解放感(詳細はココをクリック)や、独自の航海ルートを計画する楽しみも魅力です。さらに、海上で得られる非日常感や開放感は、日常生活に新たな刺激をもたらします。
2. ウインドサーフィン
風を利用して海上を駆け抜けるスリリングなスポーツです。ヨットより費用は安いですが、愉しむための最低限のスキルレベルが高いため、ショップ主催のスクールで練習を始めるのが最も現実的で効率的です。
スクールでは、ボードの上でのバランスの取り方や、風を使った進み方などの基本スキルを短期間で習得できます。ウインドサーフィンは、初めて風を捉えてスムーズに進む感覚が得られると、一気に楽しさが広がるスポーツです。しかし、スキル不足のまま自己流で挑戦すると、風を捉えられずに海上で停滞してしまうこともあります。スクールで基礎をしっかり身につけておくと、早く自信を持って楽しめるようになります。
道具を揃えたらバンに積んで各地で楽しむこともでき、リゾート地ではレンタルで気軽に体験可能。風と波の条件を読みながら動くため、スリルと達成感が得られます。
因に、ウインドサーフィンには海上でのリクリエーションの全ての要素が凝縮されているので、人生で一回はウインドサーフィンを経験しておくと、その後のヨットに出会っても、サーフィンに出会っても、かなり対応できると思います。
3. サーフィン
気軽に始められるスポーツで、泳ぎが苦手でもウェットスーツがあれば安心して楽しめます。波に乗る瞬間の爽快感は格別で、失敗を繰り返す中で自然とスキルが向上します。
日本のビーチでは独自のローカルルールがあることが多いため、訪れるビーチの文化を理解することも重要です。また、早朝や夕方の波待ち時間は、風景や静けさが特別な癒しを提供してくれます。
4. SUP(スタンドアップパドルボード)
サーフボードに似たボードの上に立ち、パドルで漕ぐSUPは、初心者にも始めやすいスポーツです。波や風を利用せず、自分の体力だけで動くため、バランス感覚と筋力を鍛えられます。因に、SUPを本気でやっている人はみな細マッチョで脱ぐとムキムキなタイプが多いです。
またSUPには様々な種類があり、近年では素材とコンピューター解析の進歩と普及から、水中翼とパンピングと併用して海面からボードが浮き上がって滑空するSUP-FOILという選択肢も普及しています(詳細はココをクリック)。
近年人気が高まる中で、インフレータブルSUPなど手軽に持ち運べる種類も増えています。これにより保管や移動のハードルが低くなり、日常生活に取り入れやすくなっています。
5. スキューバダイビング
海中を探索するスキューバダイビングは、体力消耗が少なく、どなたでも楽しめるマリンスポーツです。ライセンス取得は必須ですが、取得後は国内外のさまざまな海でダイビングツアーを楽しめます。
特に、水中の景色や生物との出会いは、陸上では得られない特別な体験です。マンタやジンベエザメと初めて水中で出会ったときの感動や、青い海の中を漂う解放感は、一度味わうと忘れられません。
体験ダイビングを卒業してライセンスを取得して何度かレンタル機材でツアーに参加してから、自分のウェットスーツとダイビングギア一式を購入かどうか判断しても良いでしょう。ダイビングギアは高価な買い物ですが、整備さえきちんとすれば長く使えるので、自分はダイバーだな…と思えるようになったら購入を検討しましょう。
日本中にダイビングショップがあり、それぞれが工夫してツアーを主催しているので、そうしたツアーに参加すると実に気軽で楽しいものです。
6. レンタルカートでサーキット走行
レンタルカートというと、外国からの観光客が公道を走る「マリオカート」的な乗り物を想像する人もいるかもしれませんが、ここで紹介するのはサーキットで走行するための本格的なカートです(詳細はココをクリック)。
これらのレンタルカートは、サーキット専用に設計されていて、よく整備されており、高い安全性と健全性を備えています。初心者でも扱いやすく、原付スクーターが運転できれば運転に問題ありません。普通自動車運転免許が不要な場合もあります。整備されたサーキット内での走行なので、車両同士の接触や大事故のリスクが最小限に抑えられています。
操作は簡単ながらも、タイムアタックを目指すと繊細な感覚や緻密な操作技術が求められ、技量の差がダイレクトにタイム差が出るため、趣味として奥深い楽しみがあります。また、施設によっては屋内サーキットもあり、天候に左右されず楽しめる点も魅力です。
手ぶらでサーキットに行って気軽に楽しめるレンタルカートなので、初期費用は殆どかかりませんが、回数券制度なので、走行回数が増えると費用もそれなりにかかりますが、逸れ以上の魅力がレンタルカートにはあります。
7. スポーツカードライビング
スポーツカーとは、オーナーが自分のクルマはスポーツカーだと思えば、それでそのクルマはスポーツカーです。
スポーツカードライビングとは、自分の愛車をその特性に応じて思い切り走らせることです。たとえば、早朝の峠道を駆け抜けたり(詳細はココをクリック)、サーキットで愛車のポテンシャルを試したりと、その楽しみ方は多岐にわたります。また、オフロード車でラフなコースを走破するという楽しみ方も含まれます。
特に現代の国産車は、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスの両面で非常に優れており、スポーツカードライビングにもっともおすすめの選択肢です。
ただし、国産であっても旧車や、欧州車は旧車はもちろん現役車種も維持費や修理の手間が大きく情報も不正確で、あまりおすすめできません。部品の調達が困難であったり、入手に長期間かかったり、金額も高額になるケースが多いためです。
その点、アメ車は良い選択肢となります。日本国内で修理や整備を引き受けてくれる工場さえ見つける事ができれば、部品調達も比較的容易で、カスタマイズ性が高いことも魅力です。アメ車にはアメ車だけの、どうにも抗えないカッコよさがあります。ただ、アメ車は日本のワインディングロードには大きすぎるのが悩みどころです。
安全な走行環境を見つければ、ルールを守って自分の車を最大限に生かした運転を追求できるのがスポーツカードライビングの醍醐味です。
8. キックボクシング
ジムの営業時間中であれば好きな時間にトレーニングが可能です。この点が空手や柔道や剣道などの和モノのお稽古系と違うところです。
キックボクシングはミドルキックを多用するため体幹を使った全身運動で普段鍛えにくい筋肉を鍛えることができます。プロ選手や元プロ選手が指導するジムでは、ミット打ちは勿論マススパーリングなども経験可能です。
初心者でもサンドバッグ打ちから始められ、自分のペースでトレーニングを進められる点が魅力です。
9. ボクシング
キックボクシングと同様にジムの営業時間中であれば好きな時間に練習できることが大きな魅力です。趣味として通う人にはフィットネス目的のトレーニングが用意されており、自分の目標に応じた取り組みが可能です。
理屈コネ太郎の管見では、ボクシングジムの方がキックボクシングジムよりもややストイックな印象です。本気の練習生でなければミット打ちも付き合ってくれないかもしれません。プロボクシングの世界が確立されていて、そこはほぼトーナメント式に強者が勝ち残りチャンピオンになる世界です。勝つため…以外に練習目的を持たない人が多いのでしょう。フィットネスやダイエット目的でジムに通う…という文化はボクシングには馴染まないのかも知れません。
また、技術に関しても細かい縛りというか、暗黙のルールみたいなものがある印象で、理屈コネ太郎が経験したあるジムでは縦拳は一切禁止でした。理由は分かりません。たぶん私にそう指示した指導者も知らないのでしょう。
ボクシングの高度な技術、例えばでフットワークや転身を伴うディフェンスなどの技術は、本気で取り組む選手とトレーナー達のチームワークのなかで高い緊張感の中で伝授されている印象でした。
本気で取り組むプロやプロ候補生は、運や才能、環境を最大限に生かしながら厳しいトレーニングを重ねます。彼らがトレーナーと共に反省点を修正し進化する様子は、ジムに通うだけでも大きな刺激を受けます。
10. 日本史の勉強
シニアの時代を迎えたからこそ、日本の歴史を深く学ぶ意義があるように思えます。自分が日本人である事は、逃れられない宿命です。であれば、そこに向き合う以外ありません。
戦後、この国の歴史観の系譜がGHQによって断絶させられ、日本人が自国の歴史について知る機会が大きく失われました。自分の国が辿った歴史を知り、その系譜を自分なりに再構築する試みは、いま自分がここにいる偶然を必然だと思わせてくれる、知的好奇心を刺激する素晴らしい趣味です。日本の歴史をしれば、地球儀的に考えた場合の、世界における日本の在り様も見えてくるはずです。
日本史の勉強を通じて、個々の出来事を知るだけでなく、それがいかにして現在の日本人の考え方や社会構造に影響を与えたかを理解することで、自分自身のルーツを見直す貴重な時間となります。
11. ブログ作成
ブログを書くためにはネット環境にアクセスする必要があり、その過程でさまざまなネット情報に触れる機会が増えます。これにより、マスメディアでは取り上げられない重要な情報や異なる視点に気づくことができます。
たとえば、北朝鮮による拉致事案の問題は、かつてマスコミが否定的に扱っていた事例の一つです。小泉訪朝団が拉致被害者を連れ帰るまで、多くのメディアは「国家が拉致なんてするわけがない」という立場を取っていました。このような事例を振り返ることで、情報の偏りや隠された背景に気づくことができます。
ブログを書くことで、自分の考えを整理し、世の中の出来事をより深く理解する視点が得られるだけでなく、新たな発見や課題が見つかることもあります。さらに、ネット情報に触れることで、従来のマスメディア情報との違いを実感し、情報の取捨選択能力を磨く場としても、ブログは非常に有用なツールです。
締めくくりに
趣味は生活を彩り、時間を楽しく経過させてくれます。このリストを参考に、気になるものから始めてみてください。セカンドライフをさらに豊かにするヒントが見つかるはずです!
あ、大事な点がひとつ。趣味にしようと思って意気込んで行動すると面白くありません。面白そうだと思った事を取り敢えず始めて、それが長続きして何年も継続するようだったら、結果的に趣味だった…という捉え方の方が人間の実相に合っていると思います。
始めてみて面白くなかったらやめればよいのです。そういう軽い気持ちで何かを始めてみる。愉しければ続ける、そうでなかったらやめて次の事を始める。
コレです。
シニアの健康寿命は長くないのですから。
今回は以上。
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