以下、いつものように理屈コネ太郎の限定的経験のなかでの独断と偏見に満ちた私見である旨をご銘記のうえ読み進めて戴きたい。
先日、初めて”踏み間違い衝突防止アシスト”機能を経験したので、ちょっとご報告したい。
ある時、アクセルをガンと踏み込んで加速したい瞬間があった。
それは、それまで前方でわりと遅めに走行していたクルマがウィンカー点滅開始後に左折しはじめた時のこと。
丁度右の車線があいていていた。ドアミラーと目視で確認すると、右の車線には後方にクルマが1台いて、加速しつつ車線変更すれば、そのクルマの前に入れるはずと判断した『理屈コネ太郎』は右ウインカーを出し右にハンドルを切りつつアクセルをガンと踏んだ。
しかしぜんぜん加速しなーい。
でももうクルマの鼻先は右の車線を向いているー。
右の車線の後方から来るクルマに迷惑かけるー。
ごめんなさい-ってなった。
電子音がなり、”踏み間違い衝突防止アシストが作動しました”と表示された。
ああこれが踏み間違い衝突防止アシスト機能なのね…とすこし残念な気持ちにった。
もう8ヶ月、28000㎞のってるけど、こんな経験は初めて。似た様な状況は何度も経験したはずだけど、踏み間違い衝突防止アシスト機能が作動したのは今回が初めて。
電子制御ってなかなかに難解だ。
取説を読むと、フロントガラスの上の方にあるカメラが光学的に前方の障害物の有無を認識し、かつフロントバンパーに仕込まれたソナーも同様な仕事をする。
車両、歩行者に対しては車速約0~25㎞/h以内の範囲で作動します、とも取説には書いてある。
これまでの似た様な状況は25㎞/hより上の速度だったのかなあ?
とりあえず、もうすこし前方のクルマが左に移動してカメラ様やソナー様が前方に障害物はありませんよーって認識するであろう時を待ってからアクセルをガン踏みすれば良いと言うことらしい。
でも、今回の状況でこの制御だと、右車線の後方から来たクルマの衝突されかねない。
勿論、安全支援システムの設定として”踏み間違い衝突防止システム”をキャンセルする事も出来る。
でも、『理屈コネ太郎』はもはや初老なので、この機能はキャンセルせずにおこうと思う。安全第一だし。
機械や電子制御より自分の判断とテクニックが勝っていると力む年齢ではなくなってしまった。
社会の電子制御や弱電ガジェットに習熟しておくことも、これから歳をとる一方の『理屈コネ太郎』には大切な事だと思うから。
まあ、良い経験でした。
今回は以上
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