バルタサール・グラシアンは1601年、スペイン・サラゴサ県のカラタユー地区で生まれ、 1658年12月に没。スペインの哲学者、神学者、イエズス会司祭者であった。
多数の教育的・哲学的な散文を残した。『エル・クリティコン』は、『ドン・キホーテ』や『ラ・セレスティーナ』と並んで、黄金世紀スペイン文学における最重要作品のひとつとされる。
彼の著作は後世の哲学者や思想家に多大な影響を与えている。
彼が言ったとされる言葉に『偉大な者、凡人が味方から学ぶ以上に、敵から多くの事を学ぶ』というのがある。
私は器の小さい人間なので、嫌いな人が沢山いるが、バルタザール・グラシアンのこの言葉に触れて以降、嫌いな人達からも色々と学ぼうと思うようになった。
2020大ヒットした韓流ドラマ『梨泰院クラス』の主人公パク・セロイは、敵からも学ぶ偉大な男を描いたドラマだった。(当サイト内『梨泰院クラス』の頁を開く)
彼の敵からも学ぶ姿勢は確かに、彼の偉大さを描写していたと思う。
人は、つい嫌悪する対象を遠ざけて見ないフリこ決め込むが、それでは進歩は限定的だ。嫌いな相手を何故嫌いかを分析する事だって敵から学ぶ事である。そして更に望むなら、その嫌いな対象がなぜ社会で通用しているのか。この点を学ばなければならない。そうしてこそ初めて見えてくる、嫌いな相手の美点があるのかもしれない。
今回は以上。
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