結論から言おう。ボートやヨットではほとんどの女性にはモテない。いや、まったくモテない。
モテない理由を並べるより、どのような女性がボートやヨットの魅力を理解し、一緒に楽しめるのかの視点で考えてみたい。これはあくまで私の独断と偏見に基づく私見なので、その点をご銘記のうえ読み進めて頂きたい。
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ボートやヨットを楽しめる女性のタイプ
- スリル好きな女性:例えばジェットコースターをガンガン行ける女性。
- マリンスポーツ経験者:サーフィン、ウインドサーフィン、スキューバダイビングなど海に入るマリンスポーツの経験がある。
- 運転免許保持者の女性:運転免許を持ち、自ら運転して出かけるタイプ。
- 協力的な女性:もてなされるのではなく、協力して一緒に愉しむタイプ。
- 紫外線対策ができる:海上の強い日差しを理解し、適切な装備を準備できる。
- タバコを吸わない:船上ではクリーンな空気を楽しむため、喫煙しないことが望ましい。
- 海に恐怖心がない:ボートからノンシャランに飛び込み、海水浴を楽しめる。
- 良い塩梅で準備ができる:軽食や日焼け止めなど、自分の分は自分で用意できる。
- 環境に適応できる:海上でのトイレ事情や帰港後の真水シャワーを気にしない。
こういう女性、どれほどいるだろうか?15年前ならそれなりに見かけたが、今ではほとんどいない。つまり、ボートやヨットを愉しめる女性の絶対数が激減したのだ。
「ふね?乗ってみたーい♪」タイプの女性
こんな感じでなんだか気軽に船に乗りたがる女性も一定数いる。しかし、多くの場合、彼女たちは優雅な船上ランチやティータイムを想像している。しかもすべて自分がもてなされる前提で。
こうした女性が楽しめるのは、よほど大きな企業所有の大きなプライベートヨットでの招待イベントぐらいだろう。そして、彼女たちはインスタ映えを意識し、「今日はこんなにもてなされました」という投稿をする。
こういう心構えの女性とは、ボートやヨットを一緒に愉しむ事はなかなか困難である。モテる以前に、そういう女性と一緒に小型船舶で海に出るのは危険だ。
ボートやヨットでモテる幻想を捨てよう
我々ボート乗りやセイラーは、創造力と体力を駆使し、限られた健康寿命の中でマリンライフを楽しみたい。共に楽しむ友人(それがたまたま女性でも全然OK)がいれば十分だ。もてなされる気満々の女性の相手をするとなると、せっかくの楽しい時間が台無しになりかねない。
だから、「モテるボート」という概念は捨てた方がいい。実際、マリーナに女性はほとんどいない。ボートやヨットは海という自然現象の場で地球に遊んでもらう道具なのだ。異性にモテるモテないの次元の話では、あまりないように思う。
そもそも、「コレは女性にモテる」と決めつけること自体、女性を少し舐めている気がする。モテるかどうかは、結局のところハートの問題である。ボートやヨットの問題では全くない。