マイボートとの初対面

2022月9月某日、昨年11月頃に契約した船が日本に届いたので、早速、船との御対面をお願いしたところ、マリーナと舟艇販売部の担当者が快く引き受けて下さった。

場所は三浦半島某所のマリーナ併設の工場。そこには、レーダー、魚探、サーチライトが装備され、チーク材でデッキがおおわれた眩いほどに美しい船が陸揚げの状態で私を待っていた。

この美しい船にピッタリな、美しい名前は既にほぼ決めてある。

今後はエンジンの装着や諸々の調整があり、艤装が終わるまであと数週間は乗船はおあずけであろう。

船内も船外も、配線やら工作装置やらが色々と置かれていた。艇の艤装が終わった暁には、私には不釣り合いなほど素晴らしい船に仕上がるだろう。

今後、『理屈コネ太郎』がこの船を維持できるのか、安全に運用できるのか、実は不安で一杯である。

しかしそれ以上に、これからこの船でどんな冒険をするか想像するとワクワクである。

そう、漫画ドラゴンボールの主人公、孫悟空がいう「オラァ、ワクワクすっぞ」の心境なのである。

『理屈コネ太郎』自身は釣りには全く興味がないが、釣りがうまくて料理も上手な仲間ができたらそれも楽しいかもね…とは思っている。

我が艇は釣り竿を何本も立てておける、通称ロケットランチャーが装備されているので、釣りに不向きってわけでは全然ないから。

あとはクルーズや船上BBQと船中泊。それから知らない土地に海路で行ってみたいなあ。小さな電動補助自転車とSUPやシーカヤックを積んで旅してみたい。

そういえば、何年か前に、日産セブリエで日本一周を果たした方がいらした。

不確かな情報で恐縮だが多分5海里以内の海域を走って、行程を何分割かして日本一周したのだと思う。

給油地、停泊地、日用品の買いそろえや洗濯などの事を考えると、天候や海況などの自然現象も考慮すると、これは結構たいへんな準備が必要だったと思う。

こういう冒険もいつか船に習熟したら実践してみたい。

松島や津軽海峡、関門海峡、五島列島、瀬戸内海………。日本海側の海も経験してみたい。夢は広がりまくっている。

ご存知の通り、日本の海は漁業者と遊漁者とプレジャーボートの3者の関係性があまりよろしくない。

加えて、海自や大型輸送船、役務船だって海にはいる。

きっと、色々とややこしいだろう。

『理屈コネ太郎』が釣りに興味を持てないのは、漁業者や遊漁船達と明確に海に対する目的の違いを主張したいからである。彼らとトラブルを起こすつもりは毛頭ない。

ところで、誰がなんと言おうと日本は海洋国家である。そして日本の領海は日本人の海なのだ。

日本の領海面積は世界上位なのだ。

そして、世界最大の大洋である太平洋はすぐ近く。

日本人である私達が海を遊ばない手はない…と『理屈コネ太郎』は思うのである。

むしろ、日本人が遊ばずしていったい誰が遊ぶというのだろうか。

とにかく、楽しみ。

ワックワクのドッキドキ。

安全運転で、漁業者や遊漁船に迷惑をかけず、かけられず、海難事故にも遭わず。安全で楽しく遊べる船乗りになりたいと思っています。

そしてこの船で過ごした時間や獲得した知識や経験が、『理屈コネ太郎』の人生に何等かの意味を与えてくれればと願っている。

それでこそ、『理屈コネ太郎』が40年のあいだ爪に火を灯すように蓄えてきたcash と cash同等資産をほぼほぼ吐き出して船を入手した甲斐があるというものである。

なので今はただ一つ、老後の生活資金がガチで心配。

今回は以上。

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