レンタルボートで気軽に海遊び|遠征&探検の楽しみ方

  • ボート遊びの選択肢を広げるため、二か所のマリーナでレンタルボートの手続きを完了し、安全講習も受けてきた。
    レンタルボートは、「レンタルボートなら手軽にボート遊びが楽しめる」の記事でも紹介したように、マイボートでは難しい遠征や探検を手軽に実現できる便利な選択肢だ。航行区域の制限やオーバーナイト利用不可といった制約はあるものの、時間や手間を節約しつつ、新しい海域を気軽に楽しめる点は大きな魅力である。

Contents

レンタルボートで広がる海遊びの可能性

私はマイボート(愛艇紹介はこちら)とマイヨット(マイヨット紹介はこちら)を所有しているが、レンタルボートを活用することで、さらに自由な海遊びが可能になった。

例えば、遠方の海や川をボートで探検したいとき、そのエリアのマリーナでボートをレンタルすれば、わざわざホームマリーナから自艇で移動するよりも効率的だ。移動の時間と体力を節約しつつ、目的地での滞在時間をしっかり確保できる。


東京湾奥での水上散歩を実現

私は東京・日本橋の運河街で生まれ育ち、隅田川や運河、汽水域をボートで散策することに憧れていた。しかし、現在の愛艇は東京湾と太平洋の両方にアクセスしやすい三浦半島のマリーナに係留しているため、江戸前海域まで移動するのは手間がかかる。(実際に中央区箱崎まで愛艇で来たこともある。詳細はこちら

そこで、自宅近くの江戸前海域にあるマリーナ(以下「江戸前マリーナ」)でレンタルボートを契約し、安全講習を受講。これにより、車で15分の距離にある江戸前海域を、気軽に楽しめる環境が整った。


レンタルできるボートの種類と契約特典

江戸前マリーナでは、以下のレンタルボートが利用可能となった。

  • ヤマハシースタイル:2艇種
  • マリーナ独自のレンタルサービス:3艇種
    合計5艇種をレンタルできる。

さらに、ホームマリーナの運営会社が江戸前マリーナも運営していたため、ホームマリーナで手続きすることで江戸前マリーナの入会金と月会費が無料になった。これは大きなメリットだった。


レンタルボート利用の必須ステップ|安全講習

レンタルボートは、レンタカーのように「すぐ借りられる」わけではない。各マリーナで設定されたローカルルールや航行エリアの特徴を理解するため、事前に安全講習(インストラクション)を受講する必要がある

これはどのマリーナでも共通のルールで、インストラクターとともに当該海域を一回りし、航行のルールやリスクを学ぶ。実際にボートをレンタルできるようになるまでに、一度は講習を受ける必要がある。


レンタルボートのデメリット

レンタルボートには多くのメリットがある一方、マイボートに比べて制約もある。実際に契約して感じたデメリットをいくつか挙げておく。

1. 航行区域の制限

レンタルボートは、航行可能なエリアが設定されており、自由に遠征できるわけではない。

  • 三浦のホームマリーナでレンタルしたボートは、東京湾奥(江戸前海域)には北上できない
  • 逆に、江戸前マリーナでレンタルしたボートでは、三浦半島方面へは行けない
    ただし、設定された航行区域内でも十分楽しめるため、大きな問題にはならない。

2. オーバーナイト利用不可

レンタルボートは日帰り利用のみで、夜間の航行が制限されている。
東京湾奥は夜景が美しく、ナイトクルージングを楽しむボーターも多いが、レンタルボートでは夕方前には帰港しなければならない

3. 停泊・遊泳の制限

  • 船着き場以外での停泊が制限される場合がある。
  • 一部のレンタルボートでは海上での遊泳が禁止されていることがある。

これからの楽しみ|水上散歩&遠征の活用

今後は、東京湾奥の水上散歩を楽しみながら、下町の運河や河川を巡る予定だ。春になれば、ボートからお花見を楽しむこともできるだろう。

レンタルボートを活用すれば、遠征先の海域で自由にボート遊びができるため、マイボートとの併用で遊び方の幅が広がる。航行区域やルールの制約を理解した上で、ホームとアウェーを上手に使い分けることが、海遊びを最大限に楽しむコツだ。

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今回は以上です。

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