一眼 vs スマホと、やたらと一般化し過ぎてしまったが、本ページではOM-1 vs iPhone 14 Pro Max の比較検討です。
正直に結論から言おう。静止画でのOM-1 vs iPhone 14 Pro Max(以下、iPhone) の勝負は、撮った画像の鑑賞を、スマホ画面か、せいぜいパソコン画面でするのだったら、写真の出来と撮影の容易さにおいて殆どの状況でiPhoneの圧勝である。
因に撮影後にPhotoshopなどで編集する作業はどちらも同じなので、ここではあくまで「撮影現場」での話に限定する。
さていつもの通り、本ページに記載される内容は理屈コネ太郎の管見内の独断と偏見による私見、即ち知ったかぶりに過ぎない旨を御理解のうえ読み進めて頂きたい。
殆どの状況でiPhoneの圧勝と書いた。では逆に、どのような状況であればOM-1が優位なのかについて考えてみたい。
- 超望遠レンズが決め手になる時、
- 最小F値1未満の超明るいレンズが決め手になる時、
- 特殊な構図の特殊な位置に合焦させるたい時、
- 複数のストロボの同時発光制御したい時、
- 被写体含め撮影現場の人々に撮影の意味付けを明確化したい時、
…にだけ、一眼カメラが優位性を持つかな、と理屈コネ太郎は感じている。
上記1と2はレンズの物理的光学性能なので、スマホでは太刀打ちできない事は直感的にご理解いただけると思う。
3について少し理屈コネ太郎の私見を述べたい。写真撮影の醍醐味のひとつは一瞬を切り取る事だが、そこに撮影者の意図を強く反映させる最初の手段こそが構図決定と合焦点の意図的な選択だろう。
ノンシャランなスナップ撮影、すなわち被写体を構図の中心に置き、且つここを合焦点とするような撮影ならば、一眼カメラよりもスマホの圧勝であろう。
4の複数ストロボ同時制御を使用した撮影は、もうソレありきで設計された一眼カメラの圧勝であろう。しかしながら、そうした撮影はかなり特殊な撮影で、一生縁のない写真撮影好きの方が多いだろう。
逆に言えば、一眼カメラとはそういう特殊な状況で撮影するごくごく少数のユーザーに向けて作られたカメラであるということなのだろう。
5については、少し説明が必要かも。
いくらスマホで良い写真が撮れるといっても、価値ある被写体を撮影する商業撮影現場で、プロ写真家やプロカメラマンが、クライアントなどの眼前でスマホで撮影するのは恰好が付かない。(詳細はココやココをクリック)
そうした状況では、どうしたってそれなりにプロっぽいカメラでなくては、その撮影現場に疑念や白けが蔓延してしまうだろう。その場合のカメラは、プロをプロらしく見せる小道具としての意味がある。(詳細はココとココをクリック)
もちろん、スマホで商業撮影すること自体が社会への情報発信の手段であるならば、スマホで商業撮影するのはアリだろう。
くどくなるが、一眼カメラ VS スマホの勝敗は、日常スナップ写真撮影では、スマホの圧勝である。
という事で、理屈コネ太郎の知ったかぶりでした。
今回は以上
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