中高年がいきなり30ftクラスでボートライフを始める事は技術的に可能か?

夜のマリーナで、暖色の室内灯を点す愛艇

標題の設問に『理屈コネ太郎』は自信をもって回答したい。「もう全然可能である」と。

いつものように本ページで記述する内容は、『理屈コネ太郎』の管見内の独断と偏見による私見である旨を御銘記のうえ読み進めて頂きたい。

独学でモーターボートの操船や運行を習得するには幾つかの留意すべき点がある。あ、もちろん免許取得後あるいは免許取得の意思がある事は所与の前提ね。

  1. 年齢相応の想像力と危機管理技術を持っている
  2. 他者に敬意を払える
  3. 先達からの不要なお節介を取り合えず笑顔で受け止められる
  4. 常識的な経済感覚を持っている
  5. 年下の先輩に丁寧語で質問できる
  6. 知識獲得に貪欲である
  7. 自分の弱点欠点を認め修正する意欲がある
  8. ネットでの情報収集に慣れている
  9. イメージトレーニングが得意である
  10. 離岸&接岸とロープワークの熟達に熱意がある
  11. 海が皆のものであると理解しつつ現状の漁業権を尊重する
  12. 艇にはバウスラスターとGPSを備える
  13. マリーナに係留できる
  14. 可能なら艇の購入と係留は同一のマリーナが万事にうまくいきやすい
  15. 動力船はエンジン2機かけ以上がのぞましい
  16. 咥えたばこで操船したり釣りしたいしない。マナーの問題ではなく、危機管理の観点で。船は良く燃えるのだ。
  17. 冒険を企てる時は十分なリサーチと練習を欠かさない事。

と、まあこんなところかな。これを守って、謙虚かつ精緻な計画のもとで大胆に行動すれば、ボートライフは愉しいとおもう。なんといっても、離島に行けるのだから。

実際に2022年末から2023年始にかけて冬期休暇中に『理屈コネ太郎』は自艇納入からわずか6週間で伊豆大島波浮港まで東京湾から単独行を2往復を行った。(その詳細はココココをクリック)

なか2日をあけての2往復である。

ちょい怖かったけど、楽しかったぁ~。

別のページでも説明したが、『理屈コネ太郎』が1級小型船舶免許を取得したのは10数年前。その時の実技教習以来、自分の船を操縦するまで船は一度も操縦していない。

で、注文してから約1年後の2022年11月に念願の28ft超の船を手にいれた。いきなり30ftクラスの船である。

初めて1人で離着岸が出来たのは納艇日の数日後。何度も何度も離着岸の練習と係留の練習をした。

初めのうちは、マリーナの人がロープを取りに桟橋まで駆けつけてくれたが、次第に私がなれて来ると自分ひとりで勝手にやらせてくれるようになってきた。

30ftクラスの船を中高年船長が1人で運用するのは、少し真面目に努力すれば十分に可能な事なのである。それは、バウスラスターをはじめ、近代的な装備のお蔭。

こうした現代の船舶の簡便性を大いに活用して、海を愉しむ中高年が増える事を祈っている。

今回は以上。

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