ボートを購入する際には、購入費用や係留費用など考えるべき点が多いが、本記事ではそれらを一旦脇に置き(諸費用に関する記事はコチラやコチラをクリック)、理屈コネ太郎が考えるボート選びのエッセンスについて述べたい。
Contents
ボート遊びのイメージを明確にする
大切なのは、自分がどのようにボートを楽しむかという明確なイメージである。しかし、初めてのボート購入では、そのイメージが曖昧なことがほとんどだろう。そういう人のために、この記事を書きました。
良いボートとは、ソロでも扱いやすいボートである。扱いやすさは、幅広い遊びやアクティビティーへの対応力に直結する。これは、あらゆる目的やスタイル、サイズで共通する事柄なので、是非参考にして頂きたい。
扱いやすさを決めるポイント
1. 離接岸のしやすさ
どんな航海でも離接岸は必須の作業であり、この工程が面倒だと出航する気が失せてしまう。特にソロでの航海では、離接岸のしやすさが重要なポイントだ。操船席から桟橋のクリートへの移動がスムーズであること、バウスラスターの有無などが扱いやすさを左右する。
2. 良好な視界
海上での安全は視覚による確認に依存するため、船のどの位置からでも四方八方の海上に視界が確保されていることは重要である。ボート自体の構造物が視界を遮らないという点は非常に重要で、特に初心者にとっては、視界の良さは扱いやすいボートの条件の一つだ。
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3. 風・雨・紫外線から身を守る構造
屋根も窓もないボートでは航行中は前方からの風圧や強い日差しにさらされて、身体にダメージを受けてしまう。海上では、遮蔽物がないので、冬でも直射日光は鋭く肌を刺す。適度に風や雨、紫外線を防ぐプロテクション構造があることも、ボートを選ぶうえで重要な要素だ。
4. 遊びのギアを収納・組立・展開できる空間
ボートは、単に走るだけでなく、目的地に到着してからの遊びの拠点ともなる(詳細はコチラやコチラをクリック)。そのため、遊びのギアを積載・移動・組立して船外に展開したり回収しやすいスペースや足場があることが望ましい。また桟橋に係留したあとは、ギアのメンテナンスも重要だったりする。
5. 修理やメンテナンスが容易であること
ボートは人工物である以上、故障や不具合が発生するのは避けられない。そのため、構造がシンプルでメンテナンスがしやすく、修理対応が早いことが良いボートの条件の一つといえる(詳細はコチラやコチラをクリック)。
6. 外観や内装が好みであること
視覚的な要素は愛着にも大きく影響する。「カッコいい」「美しい」と思えるボートのほうが、より楽しめるのは間違いない。
まとめ
自分のボート遊びのスタイルに合ったボートを選ぶことが重要であるが、どのようなスタイルで遊ぶにも、離接岸のしやすさ、視界の確保、身体プロテクション、収納スペース、メンテナンス性、デザインの好みなどは共通して重要である。自分にとって最適なボートを選んでほしい。
本記事は『理屈コネ太郎』の視点からのボート選びのエッセンスをまとめたものである。ボート購入を検討している方の参考になれば幸いである。
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