医者にクズクソが多いのは医者のプライドが高いから…などという陳腐な思考停止に陥ってはいけない(詳細はココをクリック)。
もし医者のクズクソ発生率が全日本人におけるクズクソ発生率より高いとしたら、その差が生まれる原因の殆どは、医者という職業が皆さんの想像を絶する不遜不埒無礼無法(以下、クソ)な人間性を持つ患者に出会ってしまう職業だからだ。
一度でも不遜不埒で攻撃的(同じく以下、クソ)な患者に出逢ってしまった医者は、自身の職務遂行の手法としてクソな患者に対してある種の心理的予防線を張る事になる。
この予防線の張り方が、患者目線から医者はクズ・クソに見えるようになってしまう原因の殆どなのだ。
医師は患者を選べない。法律的にもそうだし、道義的にもそうだ。
それはそれで問題ない。
ただ、医師も人間なので、トンデモない人間性の患者に遭遇すると、傷つき苦しむ。
その結果、医師は心理的な防衛線を構築して、患者からダメージを受けないようにしてしまうのだ。
多くの常識的な人には信じて貰えないが、医療機関を受診する人の全てが真の意味で診療を必要としている人ではないのだ。
たとえば詐病や仮病の受診者も少数だけど確実に存在している。
病人である事を証明すると社会的に有利な便益が得られるので、本当は病人ではないのに病人としての証明を得るために受診する…と言えば分かり易いだろうか。(有名な具体例はココをクリック)
無断欠勤した職場に体調不良で休んだと事後報告したら、医者の診断書を持って来いと会社に言われて(会社のこの指示が無茶な場合もある)、診察していないのに診断書を求める受診者とか。
寿司屋で鮪を頼んだのに間違ってサーモンが出てきて、それを食べたら痛風が悪化したので、寿司屋がその原因を作ったと主張するための診断書を求める受診者とか。
日本は皆保険制度だから、受診者の中には職業的犯罪者がいてもおかしくないし、実際に理屈コネ太郎はそういう受診者に遭遇した事がある。
こうした受診者達には、そもそも診断書とは…とか、保険診療とは…とかを説明しても理解してくれないし、彼らはなんとか自分の主張と希望を通すために診察室に長居する。
あげく、医師を怒鳴りつけたり、罵ったりもする。
「おいアンタ、医者だからって威張ってんじゃねーぞ。オレは客だぞ。金払ってんだぞ。客の言う事が聞けないのか」みたいな事を発言する患者もいる。
ここでは信じて貰えそうもないので書かないが、もっともっと酷い例は、それこそたくさんある。
体調が悪いとか、痛いとか苦しいからとか、そういう生物学的な不調を理由に受診する受診者だけではないので、医師は医学的以外の様々な事柄を色々と考えて、対応しなくてはならない。
そうした対応策として、医者の中には無愛想になり居丈高になり高圧的になったりして自分を防御しようとする者もいる。
患者に対して傾聴したり共感しなくなる。
つまり、スレッカラシになっていく。
だから、もしあなたがクソクズ医者に遭遇したら、「ああ、この医師は随分なクソクズダメ人間な患者と遭遇して傷ついているのね」と、その時のあなたに余裕があるのなら考えてみてもよいかも。
あなたの受診動機や症状が十分に合理的であることが分かれば、医者の態度は若干は優しくなると思う。
以上
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