吝嗇(ケチ)と倹約は大違い、 吝嗇は泥棒の一歩手前

吝嗇と書いて”りんしょく”と読むし”けち”とも読む。吝嗇家とは本来支払う場面ですら出費を惜しむ人の事。

吝嗇家はFree Riderであり、とにかく支払を拒む傾向が強く、厄介なのは事後的に支払を渋るという窃盗の一歩手前的な信義則に反する行為を行う事がよくあること。

一方倹約家は、優先順位の低い不要な出費を抑制することでキャッシュの効率的運用を求める。

富裕層にも貧困層にも吝嗇家や倹約家は存在しているし、外形的には出費が少ない点が酷似しているので、他者から判別つきにくいが、吝嗇と倹約の間には根本的な違いがある。

倹約家は支払うべきを支払うに躊躇いはないが、吝嗇家は渋ったりゴネたり支払わなかったりを平気でする。。

倹約家は対価の概念が正常であるが、吝嗇家は対価の概念が自身の欲望の中心に向けて歪んでいるのだろう、会食後の支払の現場からいつのまにか居なくなったりする。タダメシやタダ酒、貰いタバコが好物だったりする。

倹約家は支払うべき時は普通に支払うが、吝嗇家の場合は嫌々支払っていると周囲の人々が分かってしまうくらいの苦渋の表情を浮かべて支払う。

吝嗇家は友人やビジネス上の信頼を失うので、若い人には倹約家にはなっても決して吝嗇家にはならない事を願っている。

あるいは吝嗇家とおつきあいしないようにご用心を。

以上。

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