大腸内視鏡の挿入時、フードを装着するか否かは、指導医の方針や個人の判断による。結論として、どちらを選んでも問題はない。
🔹 フードを装着しない理由
✅ スコープ先端が太くなる → 閉じた半月ヒダや虚脱した腸管に垂直に当たり、腸管を意図せず伸ばす可能性がある
✅ 肛門挿入時の疼痛 → 先端径の増加により、一部の患者が痛みを感じやすくなる
✅ 視野の確保が難しくなる → 小さな便がフードとスコープの隙間に入り込み、視界を邪魔する
🔹 フードを装着するメリット
✅ レンズと粘膜の接触を防ぎ、近接観察が容易になる
✅ ヒダをめくりやすくなり、病変の観察がしやすい
💡 結論:フードの有無は状況に応じて選択すべき!
📌 指導医の下で検査する場合 → 指導医の方針に従う
📌 自分1人で検査する場合 → 有無の違いを試しながら最適な方法を見つける
内視鏡技術の向上には、試行錯誤と経験の積み重ねが不可欠。他の医師の技術を参考にしつつ、自分に合った方法を確立していこう。
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