定点観測とは、人やモノや社会事象を長期に渡って観察し変化を記録してデータを収集する手法である。この手法の人生における効用を『理屈コネ太郎』がコネる。
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当サイト内『成長のための7つのキーワード』で、『理屈コネ太郎』は欠点・短所の認知が成長の第一歩と述べた。そして、欠点・短所は時に他人からの叱責によって認知され得ると続けた。
そして、叱責によって欠点・短所を認知できたとしても叱責による心理的苦痛によって欠点・短所の受容にまで至れないとも書いた。
そこで、本頁である。
本頁では定点観測というテクニックが、自分の力で欠点・短所に気付くのに有効な手段である事を説明したい。
定点観測は、一定間隔毎に同一人物、同一物、同一事象を観察し、その変化を記録してデータを収集する手法である。
観察対象は何でもよい。初恋の人、別れた恋人、気になる人物、気になる店、気になる社会事象、自身の成功体験をビジネスにしている人、なんでもよい。
同世代の人物なら、自分とは考え方の違う人がいい。別れた恋人とか、喧嘩したかつての親友なんかは丁度よい観察対象だ。
年長者なら、自分がこうなりたいと憧れを持つような人物がいい。
要するに、自分とは違う考えを持った人がどう生きるか、自分と似た人がどう生きたか、そういう事を学ばせてもらうのだ。
自分の人生は一回きりだが、定点観測のテクニックを使うと何通りもの人生をなんとなく疑似体験する事が出来る。
昔の人は、人のふり見て我がふり直せ みたいな事を言った。他山の石 のたとえもある。
自分の欠点・短所には気付けなくても、他人の欠点・短所には敏感なのは人の習いだ。
他人の欠点・短所が気に入らないってだけで終わっては思考停止だし、あまりに暢気だ。
自らの成長を渇望するなら、自分がその欠点・短所だと判断する資質をもった人物が、この人の世で如何ほど通用するかを見てみたくはないだろうか。
もしかしたら逆に、その欠点・短所が故に大成功して世界的な人物になっちゃったりするかもしれない。
であれば、その資質を欠点・短所と断じた自分が間違っていた可能性に気付けるわけだ。
そういう気付きをどんどん自分の血肉に換えてゆけば良いのだ。
グルリと周囲を見回せば、興味のある人物や店や事象は尽きない。こういう対象から出来るだけ学んで成長してしまおう…っていう欲張りな方には、定点観測は是非ともお奨めしたいテクニックである。
今回は以上。
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