今の時代は、情報が溢れかえっている。そんな中で、つい自分が興味を持つ分野や得意なことだけに視野が限定されがちだ。でも、未知の世界に飛び込んで新しい楽しみを見つけることは、自分自身を成長させてくれるし、日々の生活に刺激を与えてくれる。ここでは、そんな”新しい面白い事を見つける力”について、いろいろと考えてみたい。
すでに知っていることを繰り返すだけじゃ物足りない
一芸を究めるようとするのも悪くない。それが好きで好きで仕方ないならそれもひとつの道である。しかし、そこまで本当に好きな事に出会うことは滅多にない。それなのにいつまでも同じ事を繰り返していては、物足りないし退屈ではないだろうか。
知らない世界にアンテナを広げてみる
新しいことを見つけるには、まずアンテナを広げることが大事だ。常日ごろから意識的に知らない分野の情報を探してみるのはどうだろう。読んだことのない本、見たことのないジャンルの映画、未体験のアクティビティに挑戦するのもいい。インターネットやSNSも、未知の世界への入り口だ。普段は目にしないジャンルの記事や動画をチェックしてみるだけでも、意外と興味を惹かれるものが見つかるかもしれない。
さらに、週に1回でもいいから”探索の時間”を作るのがおすすめだ。たとえば、1時間だけ自分が知らないことに触れる時間を意識的に設けてみる。それだけでも、日常に新しい刺激が生まれるし、退屈なループから抜け出すきっかけになる。
今までの人生になかったものに目を向ける
人間はどうしても、安心できる範囲や得意なことに留まりがちだ。新規な事柄に挑戦して失敗する恐怖もあるだろう。でも、それでは新しい発見や成長のチャンスを逃してしまう。これまで関心を持たなかった分野に目を向けてみるのはどうだろう。たとえば、科学に興味がなかった人がドキュメンタリー番組を見てみるとか、文系の人が工学系のワークショップに参加してみるとか。苦手意識がある分野にあえて足を踏み入れることで、新しい世界が広がる可能性がある。
これまでの人生になかったものを取り入れると、考え方や価値観が大きく変わることもある。その変化が劇的でなくても、自分の世界が広がる感覚はきっと感じられるはずだ。
諦めていた憧れを掘り起こしてみる
「自分には縁がない」と諦めていた憧れに、試しに一度目を向けてみよう。たとえば、昔夢見た仕事や趣味、挑戦したかったことは何だっただろう。それが本当に今の自分にとって不可能なのか、改めて考えてみる価値がある。いやたとえ明らかに不可能な事であっても、それはそれで良いではないだろうか。だって遊びなのだから。
人生経験を積んだ今だからこそ、昔は難しかったことが案外実現可能になっていることも多い。たとえば、海外旅行に憧れているなら、まず行きたい国について調べてみるところから始めよう。新しい楽器を始めたいなら、簡単な動画で入門編を試してみるのもいい。その過程で出会う新しい発見が、あなたの世界を広げてくれる。
同じ毎日じゃつまらない
新しい刺激がなければ、人はどんどん退屈を感じてしまう。そして退屈は、人生そのものを無気力にしてしまう原因になる。”変わらない日常”に安心感を覚える人もいるかもしれないが、それはアップデイトを拒む弱さであり、ハナシのつまらないジジイが量産される原因でもある。
これまでと同じ未来を選ぶことは、決して悪いことではない。でも、それだけでは人生を充実させるのは難しい。新しい何かを探し、それを楽しむ力を持つことが、人生に張り合いを与える秘訣だと理屈コネ太郎は思っている。
今回は以上
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