退屈時の暇の潰し方が人生の質と価値を決める

退屈な時の暇潰しの仕方が人生の質を決める要素のひとつであると理屈コネ太郎は考えている。暇の潰し方にも質の良しあしがあるという事である。

以下、いつものように当ページに記載する事は理屈コネ太郎の管見内の独断と偏見による私見である旨をご銘記の上読み進めて頂きたい。

退屈時の暇潰しの仕方が人生の質を決める要素になるのは、以下のふたつの意味においてである。

ひとつめは、暇潰しの仕方が巧みであれば、退屈な時間が減るので、人生における退屈時間の総計が減じて、人生の質が向上する…という意味。

ふたつめは、退屈時の暇潰しとして得た知識や教養はスキルは、長期的にみて、人生の質にレバレッジをかけて驚くほど向上させる…という意味。

このふたつは違うようでいて、実は非常に近しい関係にある。なぜなら、将来に役立つ知識や教養やスキルを身に着けようとしても、それがあまり興味のない事柄だと、やはり退屈で身につかないからだ。

つまらない事は暇潰しにもならない。

でも、最初は興味がわかなくて詰まらないと思うだろうけれど、ある程度わかると人生に大きな益をもたらしてくれる領域がある。

理屈コネ太郎の独断と偏見だが、そうした領域を幾つか紹介したい。まずは、歴史、宗教、経済の三領域について有名な本を読んでみる事を勧める。

世界の大部分の人は一神教の人達だから、一神教の宗派間や民族の闘争や調和を、八百万の神とか言っちゃう日本人には理解できない事がらだけど、日本人には理解できない事象で世界の大部分が動いている事は良くわかるはず。

歴史、宗教、経済について一般向けに優しく書かれたすぐれた書籍が多くあるので、とにかく退屈時の暇潰しにこれらに関する書籍を読んでみる事をすすめる。読んでいて眠気が襲ったら、それは相性の悪い本なので、別の書籍に変更した方が良いだろう。

退屈時の暇潰しは多少は楽しくなくてはいけない。毎日に近いくらい頻繁に、少しずつでもいい、驚きと楽しみを感じながら何年も継続できるものでなくてはならない。

だから、まずは学校や公立図書館から本を借りる事から始めると良いだろう。

それから意外に思われるかもしれないが、種類はなんでも良いので、スマホなどを見ながらダンスを練習する事も大変に結構である。

相手がいなければ1人で踊れるダンスでいい。アイドルダンスでもいいし、チャールストンでも構わない。近年、ダンスの文化は成熟していて、色々な種類があるので、気分が楽しくなるダンスがたぶん見つかるだろう。

ダンスはどの国のどの文化にも存在するので、世界中のどこに行こうと、ダンスをカッコよく踊れるだけで、友人が出来る確率がバク上がりする。たとえ言葉が通じなくても、ダンスを通して善意が伝わるはずだ。

スマホやパソコンなどで、アートの勉強するのもお薦め。その際は、アーティストがその作品を完成するまでにたどった苦悩や挫折なども合わせて勉強するおアートへの関心と知識が深まる。

アートも世界共通だから、友人ができやすい教養である。

大事な事を言い忘れたが、退屈凌ぎの暇潰しに読書したりダンスしたりすることは、全て独学が良いと思う。師についたり、学校やスクールに行くと、師やスクールのやり方に従わざるをえず、自由な楽しい暇潰しが出来ない恐れがある。

独学ならば、本能と興味の赴くまま、どの時代のどの場所の歴史も勉強できる。宗教も経済も同じ。自分の興味の赴くまま、知識を探し出し、それに触れることに制限がない。

理屈コネ太郎自身はここに書いたように考えて生きてきたが、これまで二つほど面白い発見をした。

その一は、死ぬほどに退屈でも暇潰しの手段を求めず、ただただひたすら退屈な気分に鬱々として何も暇潰しのネタを探さない人が世の中にはそれなりにいる事。

その二は、独学であっても、よほどのトンデモ本に毒される不幸に会わなければ、10年15年の独学で、それなりの成果を出したり、相当のレベルに達したりする人は数多いという事は、歴史的に実証済である。

退屈時の巧みな暇潰しについて、ひとつ注意点がある。退屈時の巧みな暇潰しは、いわゆる学校における学業には役立たない。特に大学受験までは学業では全く役に立たず、評価もされない。

もしかしたら文科省指導要領とは違う知識を独学で身に着けてしまった場合には学校の成績に不利に働くかも知れない。

しかし、そんなことは数十年にわたる人生においては微々たるコトである。

学校の成績が良いに越したことはない。受験に成功するに越したことはない。しかしそうした事が幸福に作用するのは、たかだか定年の年までである。その後に人生を幸せにしてくれるのは、若い頃から退屈時の暇潰しにやってきた、独学の勉強であったり、ダンスなのである。

もちろん、勉強でなくても、ダンスでなくても構わない。俳句でも短歌でも構わない。ただし、俳句や短歌は互いに論評しあってこそ腕を磨けるものなので、独学には向かないかも知れない。

とにかく、退屈な時間を見つけたら、胸を躍らせてくれる…とまでいかなくても、なんか興味あったなあ…という何かで巧みに暇潰しをしてみよう。面白くなかったら、興味の赴くまま方向性を変えても構わない。

退屈な時間を巧みな暇潰しで埋めよう。それを、一日、一週間、一か月、一年、十年、二十年と続けた人の人生後半が、それをしなかった人に比べて豊かにならないはずがないではないか。

とにかく、退屈に遭遇したら、巧みな暇潰しを心がけよう。何十年後かに、人生の質が上がっていること請け合いである。

今回は以上

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