通勤クルマはプジョー208,1.2LターボFF

ホームセンターのパーキングに駐車中のプジョー208
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現行のプジョー208が発表された直後、私は前行モデルの208を、走行距離45キロ程度の新古車を正規ディーラーで見つけた。車検は2年半残っている。

最新の旧型だから完成度はバッチリ。しかも新車同然の個体。

その時点で十分に魅力的な価格であったが、ディーラーにお願いして更に値引きして貰っちゃった。

走行性能、居住性、燃費、距離無制限保障期間に納得して、私はこの車を購入することにした。

このクルマは1.2Lターボ、6速自動変速機(この出来の良さはアイシンかな?)を介して前輪を駆動する。まだ、ディーラーに確認していないが、恐らくオープンデフだろう。そんな気がする。

昨年の2020年8月に納車して、すでに本日(2021年1月20日)では25500キロを走っている。ここ数年の生活では、年間46000キロくらいの距離を乗るので、2年半で115000キロくらいにまでなるだろう。だから距離無制限保障は本当にありがたい。(追記、2021年5月22日で41300㎞走っている)

次の車検までの間、特に問題がなければ、この前世代208はなかなかの仕事をしてくれる事になるだろう。

GRヤリスに比べれば圧倒的に非力だが、このプジョーは実に良く走る。市街地、高速道路もガンガンいける。

基本的に後席の窓とリアウインドがそれなりに大きいために、助手席斜め後ろの視界にも自信が持てる。車体感覚を把握しやすいので、初めて行く場所や狭い地元道ぜんぜんオッケー。

そして計算されたインテリアの素晴らしさ。

このクルマのインテリアはなかなかに不思議。小径ホイール越しにメーター類を見る。日本人の発想のからは生まれて来ないコンセプト。

なんとも、引き締まったインテリア。造形や素材の配置が絶妙。高級感はないが、なんかステキ。

私は実用品の工業デザインに非常に興味があって、いまの仕事についていなければ、工業デザインの道に進みたいと思っていたくらいだ。

因みに、私のプロダクトデザインの趣味は”ココ”をクリックしてもらえるとご理解いただけるかも。

ハナシをこのクルマに戻そう。

この小径ステアリングと優れた6速オートマ、適度にパワフルなエンジンのおかげで、どんな道もラクチーンに運転できてしまう。私にとって、これまでで最高の生活の足だと思う。車庫の出し入れの容易さ、出足の加速、乗り心地、全てに満足。

インフォメーションシステムはオプションを全く付けていないのでナビはなし。そのかわりApple Playでスマホのナビを使用している。音楽も、You Tubeの音声も聞けて、最高の移動時間を堪能している。

いやあ、良い買い物をした!良い商品を安く買うって本当に嬉しい。

良くできたクルマであるが、しかし運行に支障を来す欠点もある。

例えば、助手席側のAピラー内貼りがフロントガラスに映る混むことだ。

フロントガラスに写り込むAピラー内装

太陽が低い位置にある時間帯の左折や信号のない交差点通過を著しく困難にしてくれる。なんでこんな場所の白い内貼りなのか、不思議。

現在の通勤クルマ日産ノートe-POWER 4WDは、発注の段階でダッシュボートとAピラーの内張を反射の低いファブリックに張り替えて貰って快適。(詳細はココをクリック)

ところで『理屈コネ太郎』は車が大好きだが、あまり1台のクルマに入れあげるタイプではない。

かつてはそういう時期もあったが、いまは適当なタイミングで新しい、比較的新技術を搭載したクルマに乗り換える事にしている。時代にキャッチアップするのもそうした行動の理由のひとつ。

いまでいえば、日産が数か月後に発売するノート e-4orceに期待している。これにプロパイロットを始め色々な運転支援装備を付ければ、年々衰える私の動体視力や反射神経をある程度は補ってくれて、安全運転に資するだろう。

それにノートは車体が比較的コンパクトなので、幹線道路を利用して俊足で移動して、目的地の細い道をナビ情報を頼りに色々と観て回るって使い方には最高な感じがする。

e-4orceは前後2つのモーターで前後の車輪を別々に制御するので如何な乗り味になるのいか楽しみだ。ただし、現状手に入る資料を見ていると、前後輪を独立して制御する事は書いてあるが左右のトルク配分については記載されていいないので、もしかしたらオープンデフなのかも知れない。

或いは、トヨタが開発している水素発電自動車MIRAIも気になる。大きな水素タンクのおかげでMIRAIの走行距離がガソリン自動車と比してもやや長めだから、静かで快適な長距離移動にはピッタリな気がする。

とまあ、これからの日本の、そして世界のモータリゼーションを考えるとワクワクする事ばっかりだ。

トヨタが先月発表した小型EV自動社C+Podも可能性を感じさせるモビリティーだ。家庭用電源から充電可能だし、速度はあまり出ないが小回りはよく効く。坂道だってモーターのトルクでグイグイ登れる筈だ。

日本は島国なので、小さな漁港やその周囲に人々が海に取りつくように生活している地域がたっくさんある。こうした地域にすむ高齢者や女性には、C+podのような移動手段で近場のスーパーや郵便局、銀行まで気軽に買い物に良ければ素晴らしい。

勿論、テスラやその他の新興EVメーカーの成長も無視できない。しかし、これまで実際に日本でクルマを作ってきたメーカーには、車体安全性や小型軽量化、道路事情を熟知している。テスラにはこの点の完成度が心配ではあるけど、まあ、大丈夫だろう。

テスラ等の車体の交通安全性は日本の規格に適合させねばならないし、国民皆医療保険制度が当たり前の状況での、日本の超高齢者の身体能力や体型だって海外勢には分からないだろう。

日本は日本で減ガソリン→脱ガソリンへの道を技術で実現するだろう。『理屈コネ太郎』はこれからのモータリゼーションが楽しみで仕方ない。

取りあえず、いまのプジョー208が10万キロを超えたあたりから、次の通勤用の相棒を探し始めようと思っている。

その頃にはもっと花開いた技術で選択肢が増えていると思う。楽しみ楽しみ。

今回は以上ん。

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