心電図を恐れ犬猿している全ての臨床家に最適なやり直しのDVDのご紹介。本DVDは山下先生の著書『3秒で心電図を読む本』(当サイト内当該頁が開く)のDVD版。 消化器や呼吸器の医師にとって、心電図は出来れば避けて通りたい検… 続きを読む もう迷わない!好きになる心電図 DVD
月: 2020年8月
バーナード・ブラウン著『医師はなぜ治せないのか』
著者のバーバード・ブラウン博士は、心臓を専門とする臨床医でハーバード大学名誉教授であり、核戦争防止国際医師会議を代表してノーベル賞を受賞している。 この著書が著した『医師はなぜ治せないのか』はなかなか興味深い内容である。… 続きを読む バーナード・ブラウン著『医師はなぜ治せないのか』
エリオット・フリードソン著『医療と専門家支配』
私『理屈コネ太郎』が医療を社会現象として捉える契機となった本を紹介したい。エリオット・フリードソン著『医療と専門家支配』 原著はElliot Freidson, Professional Dominance: The S… 続きを読む エリオット・フリードソン著『医療と専門家支配』
ジョルジュ・カンギレム著 『正常と病理』
ジョルジュ・カンギレムは1904年生まれのフランス人で、哲学、医学を修め、パリの大学で科学史・科学哲学の教鞭をとった人物である。 彼が修めたとされる医学がどのような内容であったのかは私には分からない。ただ原著の書名が、正… 続きを読む ジョルジュ・カンギレム著 『正常と病理』
現代医療の原点を探る「百年前の雑誌『医談』から」
前田久美江編著によるこの本は、実に考えさせる内容ばかりである。百年前の雑誌『医談』に収載された内容を紹介しているのだが、その内容が今日の医療業界の問題点としてそのまま通じる事柄が多いのだ。 患者や一般の人たちの視点から見… 続きを読む 現代医療の原点を探る「百年前の雑誌『医談』から」
山本周五郎著『赤ひげ診療譚』
唐突だが、赤ひげは個人経営の開業医ではない。個人経営の開業医とは、自身のファイナンスリスクを背負いながら、医学的判断と遂行を担う立場をいう。本書で描かれている本物の赤ひげは公立医療機関の病院長か診療部門長か、とにかくわり… 続きを読む 山本周五郎著『赤ひげ診療譚』
日和田邦男編集『高血圧研究の歴史』
高血圧は極めて有名な疾病である。一般の人でも、高血圧は何か恐ろしい事態を招来する忌々しい現象であると理解している。 これはおそらく、学校や職場での健康診断の普及による啓蒙のおかげであろう。 しかし、疾病としての高血圧の歴… 続きを読む 日和田邦男編集『高血圧研究の歴史』
アーウィン・H・アッカークネヒト著『パリ、病院医学の誕生』
アーウィン・H・アッカークネヒト著『パリ、病院医学の誕生』という本は(私なりの解釈であるが)、ミッシェル・フーコー著『臨床医学の誕生』とほぼ同じ史実を、もう少し政治的な側面で述べている。 ところで、私はパリがとても好きだ… 続きを読む アーウィン・H・アッカークネヒト著『パリ、病院医学の誕生』
ミッシェル・フーコー著『臨床医学の誕生』
もう30年くらい前、ミッシェル・フーコー著『臨床医学の誕生』という本に出会った。何度挑戦しても途中で挫折する本だ。正直に言うと、まだ通読できた事は一度もない。 私の推測に過ぎないが、この本を通読且つ理解していいる臨床医師… 続きを読む ミッシェル・フーコー著『臨床医学の誕生』
中高年の大食いは健康に悪い
旺盛な食欲は健康の証との言説があるが、その食欲が本物であるのならこれは正しい。しかし、お腹いっぱい食べるのはお奨めできない。 身体が成長する時期、仕事などでエネルギーを消費する時期、それは多分40代前半くらいまでだと思う… 続きを読む 中高年の大食いは健康に悪い