白状しよう。私『理屈コネ太郎』はまだ本書を今だ読了していない。しかし、本書が伝えようとしている事柄のアウトラインはまあまあ理解しているつもりだ。
月: 2020年9月
大野薫・井川孝之著『モンテカルロ法入門』
Monte Carlo Method(モンテカルロ法)は、乱数を用いた繰り返しサンプリングのシミュレーションのことである。本書ではシミュレーション部分をExcel VBAを使用することで学習難易度を下げている。 モンテカ… 続きを読む 大野薫・井川孝之著『モンテカルロ法入門』
D.O. とは?—米国の医師資格とその意外な実態
所変われば品変わる。国が変われば制度も変わる。日本ではあまり知られていないが、“Doctor of Osteopathy”(D.O.)は、米国では”Medical DoctorR… 続きを読む D.O. とは?—米国の医師資格とその意外な実態
Podiatryをご存知?
所変われば品変わる。国が変われば制度が変わる。MDとequivalentな資格としてODという学位が合衆国にはある(『Doctor of Osteppathyをご存じ』の頁を開く)ように、合衆国にはまた日本には存在しない… 続きを読む Podiatryをご存知?
タルコット・パーソンズ著『社会体系論』
タルコット・パーソンズ(1902~1979)はアメリカ合衆国の社会学者。長年、名門ハーバード大学で教鞭をとっていた。彼の著作は多いがここでは『社会体系論』(原著は、The Social System 1951)を紹介した… 続きを読む タルコット・パーソンズ著『社会体系論』
病院への最大の不満は長い待ち時間
医療機関に対する不満はダントツで長い待ち時間である。しかし現状では、この長い待ち時間を解決する手立ては殆どない。換言すれば、長い待ち時間を受容しなければ受診の機会を失う…という事。 このどうしようもない長い待ち時間につい… 続きを読む 病院への最大の不満は長い待ち時間
小室直樹著『経済学をめぐる巨匠たち』
komuroとキーボードを叩くと、tetsuyaではなく自然とnaokiと指が動く。それほど、小室直樹(Wikipedia『小室直樹』の頁を開く)は私にとって影響大なる人物だ。私にとって私淑という言葉がぴったりの対象であ… 続きを読む 小室直樹著『経済学をめぐる巨匠たち』
YEO・エイドリアン著『πとeの話』,ヴァラム・ミュラティアン著『Paris vs New York』
関係者には大変に失礼なので恐縮しているのだが、暇つぶしに最高の書籍を2冊。 一冊は、円周率で知られるπと、文系には謎のネイピア数eの、なんとも不思議な関係性を列挙した本。 もう一冊は、ファッションで知られるパリと、エッジ… 続きを読む YEO・エイドリアン著『πとeの話』,ヴァラム・ミュラティアン著『Paris vs New York』
佐伯胖著『学びの構造』,『わかり方の探究』,『きめ方の論理』
佐伯胖(さえきゆたか)は1939年生まれの日本の認知心理学者。1964年に慶應義塾大学工学部管理工学科を卒業し、修士は同じ専門領域に進んだ。修士修了後、ワシントン大学大学院心理学専攻で修士・博士課程を修了している。認知心… 続きを読む 佐伯胖著『学びの構造』,『わかり方の探究』,『きめ方の論理』
伊丹敬之著『創造的論文の書き方』2001年
この書籍は、社会科学系の論文を書いたり、まとまった思索をするうえで大切なヒントを与えてくれる。 2011年4月ごろに入手して以来、何度本書を読みなおしたろう。読むたびに、己の至らなさや修正すべき個所が見える。この本からは… 続きを読む 伊丹敬之著『創造的論文の書き方』2001年