2024年(令和6年)2月5日大雪の日の、日産ノート4WDの素晴らしい走りっぷりをご報告したい。
以下、本ページにおける記載はいつものように『理屈コネ太郎』の管見内での独断と偏見あふれる私見である旨ご理解の上読み進めていただきたい。
『理屈コネ太郎』の住む関東では、2月から3月にかけて大雪で交通が非常に滞る日が数日ある。そういう日にも職責遂行のためのクルマ移動ができるようにノート4WDを選んだと言ってもよい。
GRヤリスのようなスポーツカーの高い運動性能用の4WDではなく、積雪の日を安全に移動するための4WD(冬用タイヤ装着前提ね)。
この日、『理屈コネ太郎』は仕事で自宅から135キロ離れた場所に日帰り出張していた。往路の時間には問題なかったが、帰宅時には高速道路が部分的に通行どめとなっていて、行程の半分以上は一般道を通らねばならなかった。
この一般道には、大きな国道、アップダウンの大きな郊外の住宅街のややいりくんだ道路などが含まれる。その殆どがこれまで一度も通った事のない道。
なので、今日の日本で走行が想定できる舗装路の殆どの道でノート4WDの走行性能を味わったと考えてよいかも。
全ての行程で、タイヤがズルっとなったり、ズズズとなるような事はなかった。ステアリングの感触も、前後輪のグリップ感も、とても安心感があった。
もちろん、冬用タイヤの恩恵は大きいが、その恩恵を最大限に生かすクルマ側の制御も素晴らしいと思う。
走る、曲がる、止まるの全てで、積雪路でこれまで経験した他のどの車よりも圧倒的に安心感がある。緻密に制御されたモーター駆動ってこんなに素晴らしいのね!って感じ。詳細はココをクリック。
他の車が立ち往生している上り坂でも余計な神経を使わずに楽に発進&加速が出来たし、下り坂では停止&減速ができた。
積雪路では車線が見えなくなるので、視界の良さとコンパクトな車体は有難い。
夜間の降雪&積雪路で自分が加害者になる可能性を極めて小さくしてくれるクルマである。
納車からの一年半でノート4WDは既に7万キロを走った。クルマの調子は絶好調で全く文句はないが、車検時には14万キロに到達するだろう。
そんなわけだから、すこお~しずつ次のアシクルマ候補を検討し始めているのだが、ノート4WD以上のクルマを見出せないでいる。
あえて言えば、オーラ、かなあ? オーラはたしか前輪モーターの出力がノートより大きかったと思うし。
ま、ゆっくり考えよう。まだ一年半も先のハナシだし。
今回の大雪で、ちょっと気になったネガな箇所をいくつか挙げたい。
ひとつは、積雪道を走っていると、気が付くとエンジンの稼働音が大きく聞こえるようになっていた。翌日にはその現象は消えていたので、たぶん、腹回りについた雪がエンジン音を車内に閉じ込めてしまったのだろう。
最低地上高が特に高いわけでもないから仕方ないだろう。
ふたつめは、悪天候時一般に言えるが、プロパイロットを構成する安全運転支援機構が殆ど機能しなくなること。
みっつめは純正ナビとの相性の悪さか、どちらかの出来の悪さか、初めての道、それもキケンな雪道では、スットコドッコイな操作性とインターフェースの悪さで、何度かカチーんと来た。
ネガはそれくらいかな?
ノート4WDは積雪路で期待通りに安定した走りをみせてくれた。
今回は以上。
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追記
『理屈コネ太郎』は1982年に米国コロラド州デンバー付近で発生した記録的大豪雪(詳細はココをクリック)に遭遇し、その際にクルマを路上に置き去りにして避難した経験がある。その時のクルマはたしかホンダ初代プレリュード、なのでFF駆動だった。
多くのクルマがスタックして、ドライバー達が互いに助け合ってスタックしたクルマを脱出させていたが、一度スタックしたクルマは条件的にもはや不利確定なので、すぐに再びスタックしてしまう。
その時、大降雪の際はジープでも走行不可になる事を目の当たりにして驚いた。動いていたクルマはタイヤチェーンを巻いていた車両だけ。
極端に低いμの道では、駆動方式よりもグリップの方が大切だと骨身に沁みて理解した。
仕方がないので、クルマをその場に置き去りにして、今となっては思い出せないが、どのような方法でか近くのホテルに移動して、翌日あたりにクルマを救出しに行ったら窓ガラスが割られて車載オーディオとか荷物とかが丸々盗まれていた。大雪なのに火事場泥棒ってハナシでした。