BMW E36 M3、正規ディーラーで蘇生。公道復帰目前!

1996年に新車で購入し、長年私のもとにあったBMW E36 M3(6MT, 321ps)。10年近く倉庫に眠らせた後、終活の一環として公道復帰を目指し、購入当時の正規ディーラーに整備を依頼したのが約2年前だ。

作業の進行は遅かったが、それは私自身が「急がなくていい」と伝えていたから。こうした古いクルマの復活には、技術仕様書の確認や部品調達など時間がかかる。短期間での仕上げを希望するなら、それなりの工賃を支払う覚悟が必要だ。また、長期入庫は都市部では場所代が発生することもある。

いずれにせよ、車検取得後はしばらく運用するか、それとも手放すか、慎重に決める必要がある。クルマの購入には迷いがない私だが、手放す際には躊躇するタイプだ。そのクルマと共に過ごした時間や思い出が、決断を鈍らせる。

E36 M3を倉庫に置き続けたのは、次なる「本気で楽しめるスポーツカー」の登場を待っていたからだ。そして2020年、GRヤリス1st Editionの発表を見て、私はすぐに予約を入れた。

当時は「本当にスポーツカーなのか?」という疑念もあったが、実際に乗り込み、走りを確かめることでトヨタの本気度が分かった。現在はGRヤリスのMコンセプト(2Lターボ・リアミッド4WD)の市販化を期待しつつ、E36 M3の今後を考えている。

ネオクラシックとしての魅力を持つE36 M3は、直列6気筒のエンジン、スリムな車体、ドライバー志向のインテリアが際立つ一台だ。このクルマを本当に愛し、大切に乗ってくれる人に譲ることが最良の選択かもしれない。

とはいえ、まずは公道復帰を果たし、その後じっくり結論を出したい。

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