本ページでは日産ノート4WDに乗り始めて以降のGRやリスへの印象の変化についてのべたい。結論は、やはりGRヤリスRZHPは過激なクルマであると、ノート4WDを日常のアシクルマに使うようになってつくづく思う。
信号や人通りや自転車やその他の多い都市部でのGRやリスでの走行は、ウンザリする程につかれる。クラッチ操作もシフト操作もとにかく面倒臭い。
しかし、すいたワインディングや首都高では一転して自分で運転できるジェットコースター…そんな感じである。
GRやリスは最近の自動車なので、最近の安全思想に基づいた制御が色々とかかっているので、昔のアナログや雑なデジタル制御に慣れた人には感覚的に馴染めない人もいるかもしれないが、『理屈コネ太郎』的には、もうぜんぜん無問題だ。
GRヤリスには、ラリー車としてのホンモノ感が演出されているだけなのか、本当にホンモノなのか、もう『理屈コネ太郎』には分からない。
分からないがそれで良いのだ。
だって、分からない事を追及したり悩んだりしても仕方ない。
何年か後に、分かる人達が出した結果や数字を見て、その時に自分の感覚の答え合わせをすればよい。
因みに、私は3気筒エンジンが大好きである。かつてトライアンフTiger800に乗っていたが、あの3気筒エンジンは素晴らしかった。軽やかで、滑らかで、パワフルで、コントローラブルな乾いた加速感を味合わせてくれるエンジンだった。
かつて愛していたMazda AZ-1も3気筒ターボで痛快で面白いクルマだった。
だから、3気筒の音がダサいと思った事は全然ない。私自身、3気筒と4気筒をエンジン音だけで区別できる自身は全くないし。
さて、ノート4WDが我が家に来て以降、無意味にGRヤリスに乗らなくなった。
それはそうだろう、移動や運搬目的ならノート4WDというこれはこれで完成された素晴らしいクルマがあるのだから。
ここで言いたいのは、ノートのスムーズな乗り味を知ってしまうと、GRヤリスは全てがゴリゴリゴツゴツしているので都市部の低速域の多い道では疲れてしまう…ということ。
苦役でしかない。
GRヤリスのあの滑らかで力強い加速と優れた旋回性能を堪能するには、それなりの走行条件を選ばなくてはならない。
前後左右のGを驚くほどのサラリと受け止めて次の直線やコーナーに立ち向かわせてくれるGRヤリス。エンジンもECUもアシも吸排気も全てノーマルなのに、『理屈コネ太郎』に戦慄に似た快感を与えてくれるクルマは、この価格帯のこのサイズのクルマで他にはないと思う。
ゴミを出さず、事故を起こさず、周囲に迷惑をかけず、警察のお世話にならないように、GRヤリスを堪能できる環境を選んで、これからも愉しみつづけようと思う。
今回は以上ん。
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