GRヤリス 海を愉しむご提案(GRヤリスをより一層愉しむために)

夕方、船内の灯火をともしたマリーナでの愛艇

以下、いつものように『理屈コネ太郎』の管見内での独断と偏見による私見、即ち知ったかぶりであることをご銘記のうえ読み進めて戴きたい。

この頁を見ている方は、GRヤリスを持ってたり、購入(もしかしたら売却?)を検討したり、いずれにせよ何等かの興味をGRヤリスに対して抱いていると思う。

そんな皆様に向けて、今回はいつもと趣向を変えて、海の遊び、具体的には船遊びについて若干のご提案をしたい。

特に、我々クルマ好きやモーターサイクル好きにとってビックリする事ばかりの海の遊び事情を中心にお話したい

驚きその①
海は基本的にどこをどの方角に向けて(たぶんどんな速度で)走ってもOKなのである。驚き!
ただし、幾つかの例外がある。大型船が通る航路や、陸地近くの定置網設置海域に対してそれなりのルールというか規範があるのと、船の位置や種類によって通過の優先順位が決められているだけ。やっちゃダメな事が明確化されているだけで、それ以外は基本自由っていうルール体系。

驚きその②
免許保持者が同乗していれば無免許の人でも船を操縦できる。マジか? ただし、船の往来が多い港内とかでは操縦者は免許保持者が義務付られている。

驚きその③
2馬力以下の動力を備える全長3m未満の船は免許も船舶検査も不要。誰でも自由に運用できる。

いかがだろうか、吃驚でしょ?

車線の上を走っているクルマやモーターサイクルとは別の概念で交通が整理されている。いや、されていないというべきか。

基本的には陸の公道上には車検を通った車両だけが運転免許保持者だけによって運行されている。

公道上の無免許者は歩行者と一部の小型電気モビリティーだけ。

公道では無免許・無車検は極めて少数派の存在なのだ。

海には車線はないし、無免許運転もザラに存在している。

海なのにおかしな表現だが、まるで野生生物が跋扈する原始荒野の様相を呈している。

それはカオスとも考えられるが、自由とも考えられる。

GRヤリスにご興味をお持ちを皆さん、その自由を謳歌しないでいられますか?

いられないでしょ?

この時代にGRヤリスに興味を持つ人達は、精神性の奥に自由への渇望を抱えていると『理屈コネ太郎』はおもう。

本ページの読者のなかには、既に海で遊んでいる人もいるだろう。

もしかしたら、けっこう大きな船で太平洋まで大物を釣りに出かけている人もいたっておかしくない(因みに、トローリング、引き縄漁法、はアマチュアには許可されていないっていう残念な日本の法律があるのだけれど)。

東京湾では、手漕ぎや脚こぎのボートやカヤックで結構な沖にでて陸っぱりでは狙えないポイントで釣りを楽しんでいる人もいるし、3m未満2馬力以下の船で更に沖にでている人もいる。

この前(2023年1月上旬)は房総寄りの東京湾の結構な沖でSUPにのった4人組を目撃したし。より詳細はココをクリックして『東京湾で目的した冒険者たち』をご覧ください。下の2枚の写真はその時手元にあったズームの望遠側で撮影したものを、さらにトリミングで切り出しした画像。なので、粒度が荒いです。

東京湾の千葉県沖をサップで移動する2人。
写真1
東京湾の千葉沖をサップで移動する何人かの人たちが洋上で休んでいる。
写真2

このSUPの人達、一番近い海岸から恐らく800mは離れていた。

1月上旬にこの場所にいるって事は、何か彼らなりの挑戦なのかなあ…と思ったりした。

GRヤリス好きの(自由への渇望を抱えた)皆さん、もしまだ海での遊びを視野に入れた事がないのなら、是非いちど海遊びを検討しては如何だろうか?

皆さんは、自転車に乗って初めて遠くに行った時のあの高揚感を覚えているだろうか。

それまで歩行の比して格段に遠くまで行ける可能性を獲得した歓び。

その自由さと解放感。

電車や親のクルマで行く場所はどこも”点”としか認識されていなかったのに、自転車で行くことで点と点が線で結ばれた嬉しさ。

似た様な感覚をモーターサイクルの時も、クルマの時にも感じたのでは?

海に出ると、それらの時と同様の自由さと解放感を得られる。もしかしたらそれ以上かも。

なぜなら、陸続きでない場所、関東なら初島とか伊豆大島とかの離島に行けるのである。

GRヤリスのカスタムやチューニングは一旦ひとやすみして、新たな愉しみの開拓に眼を向けてみてはいかがだろう?

いや、自分はGRヤリスでトコトン突き詰めてみたい…と思うのであればそれもまたアリ。

んー、ちょっと海の遊びも楽しそうだな…と思うならチャレンジしてみて欲しい。

海のカオス的な自由を知ると、GRヤリスでワインディングやサーキットを走る歓びを別角度で再認識できるかも知れない。

海の遊びなら『理屈コネ太郎』は特に船遊びを推奨したい。

なぜか?

海上はカオスとも言えるが捉え方によっては自由だから。

特に外洋にでると、行き交う船の数な格段にさがり、一時間くらいは他船を見ない事もある。

また湾内の比較的近場の海でも、陸側からはなかなかお目にかかれない景観を海上の船から鑑賞する事が出来たりする。

異国を思わせる浮島の南側側面の写真。
写真3

この写真は内房総に浮かぶ浮島という場所。有名な映画のロケにも使われたらしい。

検証していないけど、陸からこの景色は見えないとおもう。

夏季には、アンカリングして海水浴している人が結構いるスポット。

因みにこの写真の浮島は横須賀市にある猿島とならんで、東京湾に残存する自然島のひとつ。

また、船を操る行為そのものもなかなかに愉しい。

操船にクルマの運転技術はあまり役に立たないが、操縦すれば船とはこういう乗り物なのだと驚き、この乗物を攻略したいとGRヤリス好きなら絶対に思うはず。

離岸や接岸もなかなかにテクニカルだし、ロープワークは練習が必要だ。

外洋に出るならGPSとかレーダーもあると便利だし、信頼できるバディーがいればよりいっそう船を愉しめると思う。

やや波の大きな外洋を押し渡るもよし、海岸線の木陰に隠れたヒッソリとした入り江でアンカリングして美味しいランチを家族と愉しむのもよし。

勿論、こうした事に使う船を自分で買う必要はない。

小型船舶免許をとり、ヤマハなどが運営するクラブみたいなものの会員になればよい。

本頁をよんでいるGRヤリス好きなら、船遊びで絶対に新たな遊びの可能性を発見できると思う。

『理屈コネ太郎』は若い頃から船遊びに目を付けていたので、いつかは船を購入する目的で20代からお金をため、資産形成にそれなりに励んできた。

ちょっと前まではクルーザー的な船をレンタルできるようなサービスは存在しなかったから、船を操縦するには購入するしかなかったし。

そして2021年秋に、ようやく船を購入する資金に目途がついたので、購入を決定した。

苦節35年くらいかな?

船を手に入れるっていう目的があったから、GRヤリスのバケットシート導入は運転席だけだし、外観のカスタムも純正品を塗装する…っていう節約的な選択をしたのだ。

助手席をフルバケットにしたり、外装パーツやホイールにまでお金を回せなかったってのが本音かな。

そんなこんなで、2022年8月にやっと目の前に現れたわが愛艇はまだ陸置きされていて、欧州から届いたばかりの艇体にはなにもついてはいなかった。

艤装が終わって11月下旬に海上で納艇されてからは、時間の余裕がある限り離接岸と係留ロープワークの練習を何度も繰り返した。

それはもう結構ガチでやった。

そして出航ごとに航行範囲を広げて、富津岬と横浜を結ぶ線の南側の東京湾を走り回った。

その北側に行かなかったのは、単純に面倒臭かったから。

浦賀水道航路の横断にもなれたころ、保田漁港に入港した。初めてのアウェーの港で入港と着岸と係留ロープワークであった。

理屈コネ太郎の愛艇。
写真4
保田漁港の桟橋に係留する愛艇と、漁港から出ていこうとする漁船。
写真5 保田漁港の桟橋に着けている愛艇と、漁港から出て行こうとする漁船

ここで自信をえた『理屈コネ太郎』は予報では翌日の風も波もおとなしそうだったので、伊豆大島への単独行を実行してもよいかも?…と考えた。

ま、いずれにせよ大島行の決定は当日の朝だ。保田を出て早々にホームに帰り燃料を満タンにした。

ちなみにこの船は、燃料タンク容量700Lなので航続距離が長い。

三浦から伊豆大島なら往復と島をグルッと半周しても十分以上に間に合う計算。

大島単独行については『マイボート、初めての伊豆大島単独行で初ブローチング経験』をココをクリックしてご覧ください。

下の写真は伊豆大島波浮港に入港した時。

伊豆大島の波浮漁港の奥に進入しているところ。
写真6

下の写真は大島を左まわりで半周して、波浮港でお手洗いを済ませて、すぐに三浦のホームに帰ってきたときの軌跡図。オートパイロットは針路を上手に維持してくれるので、時間も燃料も節約になる。

GPSの残る伊豆大島までの航跡の写真。
写真7

操縦性に関しては何につけてもアバウトな船から緻密なGRヤリスに乗り換えると、その精確さと鋭さに惚れ惚れする『理屈コネ太郎』。

クルマって、GRヤリスって、やっぱスゲーってなる。

船での遊びを経験すると、GRヤリスでの愉しみ方にも変化がある、そんな気がしています。

とまあ、そんなこんなでGRヤリスに興味ある方には、海での船遊びをお奨めしたい『理屈コネ太郎』でした。

今回は以上。
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