早朝、路面がそれなりに確りと見える明るさで、でも地元の人達が活動し始める前の時間帯を狙って『理屈コネ太郎』はGRヤリスでワインディングを走るのが好きだ。
自宅を午前２時半くらいに出発して、自宅そばの料金所から首都高に上がって、皇居を半周して目的地へひた走る。
この時間帯は首都高も高速道路も空いていて実に気持ちよく運転できる。途中のサービスエリアでガソリンを満タンにして、目的地のワインディングに向かう。
高速道路を降りて一般道を山に向かって走ると、山肌の畑が美しく、盆地の街の灯りがすこし物悲しく灯っていて感傷的な気持ちになる。
登りのワインディングをGRヤリスのハイパワーで駆け上っていると、木々や山間部の間から富士山が青い夜明けの空に浮かんで見えたりする。
最高の気分である。
ごく普通の日本人にとってこんなに嬉しい瞬間はそうはない。
平日は東京への交通渋滞が始まってしまうので、時間を潰してから帰宅の途につくけれど、休日であれば午前９時までには帰宅できるので、お気に入りのコースである。
往復の高速や首都高も、ワインディングまでの誰もいない一般道も、そしてもちろんワインディングそのものも、痛快＆痛快。
競技に使うでもなく、サーキットでウデを磨くでもなく、ただちょっとワインディングと周囲の景色を楽しむために、GRヤリスは我が家にやってきた。
地元の人に騒音やゴミで迷惑をかけず、警察の御厄介にもならず、無事故で帰宅するのがモットーです。
皆様も存分にご自分の愛車を愉しめるコースが何処かにあると思います。どうぞご安全に。
今回は以上ん。
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