結論から言うと、GRヤリスはAピラーの根元とドアミラー間に視線的な隙間がなく、右のタイトなコーナーや右折時に視界が悪くなる問題がある。
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右折時やタイトなコーナーでの見えづらさ
この問題は特にタイトな右コーナーや右折時に顕著であり、左のコーナーでも対向車との距離感がつかみにくいことがある。普段乗っているプジョー208(旧型)と比較すると、GRヤリスは見えづらくドキリとする瞬間がある。
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大抵は問題なく運転できるが、視界が必要なタイミングで見えない場所があるため、本気で走る時には不安を感じることもある。
純正シートと視界の関係
GRヤリスの視界問題がほとんどの人にあまり影響しないのは、以下の理由があるからだろう。
- 慣れで対応できる(ただし危険)
- 純正シートでは大きな問題になりにくい
- 問題になる状況を事前回避する
- 大きなRのコーナーだけ楽しむ
特に理屈コネ太郎はフルバケット導入時にシートレールも入れ替えたので、シート位置が純正より中心寄りになり、視線がミラーと車体の隙間を通過できなくなる。シート位置が相対的に良好になる一方で、視界に死角が生じるのは悩ましい点だ。世の中とは、人生とは、じつに一筋縄ではいかないものである。(シートの角度を調整したら少し改善したので、詳細はこちら)
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TOYOTA 86との比較
TOYOTA 86ではサイドウインドウの前端に固定式の三角窓があり、同様の視界問題が起きないように配慮されている。一方でGRヤリスは黒い樹脂とゴムのパーツがあり、ここに合理的な理由があるのかもしれない。
解決策とドアミラーの可能性
GRヤリスの視界問題は、車検に適合する範囲で解決策を見つけることが重要だ。視界の邪魔にならず、車検にも問題なく、実用的なドアミラーがあれば最適だが、現時点では良いサードパーティー製品が見つかっていない。
フルバケットシートを取り付けた際に相談したGR Garage北池袋では、ミラー内部構造や車検基準について丁寧に説明してくれたが、現時点で解決策は見つかっていないとのことだった。
安全運転のために
こうした視界の問題を事前に把握し、安全運転に努めることが大切だ。人に迷惑をかけず、警察に捕まらないよう気を引き締めて運転していこうと思う。