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GRヤリスのバケットシート調整術｜理想のドラポジを求めて
GRヤリスにフルバケットシートを導入してから約1800kmを走行した。
この間、試行錯誤を重ねた結果、シートポジションの微調整がいかに重要かを痛感した。
そこで本ページでは、BRIDEのフルバケットシート＆シートレールを導入後のポジション調整の妙を共有する。
バケットシート装着後の変化
BRIDEのシートとシートレールを導入したことで、シートが車体中心方向に数センチ移動し、
一番低い取り付け位置にするとシートが約10cm下がった。
この結果、
- 左右のドアミラーがほぼ目の高さになり、視界が制限された
- ドアミラーの位置が邪魔に感じるようになった
そこで、シート前端の取付位置を最上位に調整。（写真1）
シート位置調整による視界とドラポジの変化
この調整により、後方の固定ボルトを支点に背もたれが若干後方に倒れ、視点がさらに下がる。
結果として、
- 最も低いステアリング位置から路面前方を覗き込む感覚になる（写真2）
- 狭い道の運転には不向きだが、座り心地は揺り籠のように快適
ただし、この変更にはデメリットもあった。
- ドアミラーと車体の間にある隙間からクリッピングポイントが見えなくなった（写真3,4）
- 最初に角を曲がる際、本当に怖かった
この点については**別ページ（リンク）**で詳しく説明しているので、興味があれば参照してほしい。
ドラポジ向上と視界の悪化のトレードオフ
視界の悪化は感じたものの、ペダル類、シフトノブ、ステアリングとの位置関係は向上。
つまり、車両感覚は掴みづらくなったが、ドライビングポジションとしては理想に近づいた。
特に困ったのは、
- クリッピングポイントの視認性
- バック時の後方視界の悪化
前方の視界は、発進時こそ怖かったが、走り出せば気にならない。
バック時の視界改善策｜GR Garageでバックモニターを装着
後方視界の悪化対策として、GR Garageの提案で社外品のバックモニターを装着。（詳細はこちら）
これにより、
- リアウインドウ下端よりさらに下の視界をディスプレイで確認可能
- 後方に小さな子供がいるかも…という不安が解消
- 普段使いの安全マージンが向上
映像の解像度も実用レベルであり、GRヤリスの小さなリアウインドウの欠点を補う装備として有効だった。
これにより、「納車後に気になった点」として挙げていた欠点の1つが解消した。
フルバケットシートのさらなるフィッティング調整
BRIDE ZIEG IVを導入して思ったのは、
取り付け位置や方法の工夫が必要であり、背中にフィットするように緩衝材を調整すべきということ。
人間の背面は骨格（背骨・肋骨・骨盤）と筋肉（脊柱起立筋・広背筋など）で構成される。
シートはこれらの筋肉にフィットするべきだが、市販のシートはそこまで考慮されていない。
そのため、
自分の背中の曲線に合わせたカスタマイズが重要となる。
フルバケット導入の結論｜成功か失敗か？
結論として、
GRヤリスにフルバケットシートを導入したことは「大成功」。
しかし、さらに快適にフィットさせる改善の余地は多い。
最終的には、GRヤリスと完全に一体化できるフィッティングを追求したい。
追加装備＆カスタム情報
【追記1】BRIDE純正シートの家具化パーツが登場！
BRIDEから純正運転席を家具として活用するキャスター付き脚が発売！詳細はこちら（リンク）
【追記2】クスコのパワーブレースシートレールプラスを導入
シートレール下にクスコのパワーブレースシートレールプラスを組み付けたことで、
シート取り付け位置が数ミリ上昇し、下方向の視界が改善。
これにより、より理想的なドライビングポジションを確保できた。（詳細はこちら）
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今回は以上ん。