最近うちの子になった後期型GRヤリス 8S-DAT(以下、弐号機)は、シフトポジションMの時、パドルとシフトノブのどちらでもドライバーがギアを選択できる。右のパドルはシフトアップで、左のパドルはシフトダウン。パドルはハンドルと一緒に回転するタイプ。
ワインディングを右に左に一生懸命に愉しんでいると、右手にふれるパドルが右のパドルなのか左のパドルなのか分からなくなる事がある。そんなときは、シフトノブで変速するのも一手。この場合、前へ押すとダウンで、手前に引くとアップ。
どっちでも臨機応変でアリっていう包容力のあるクルマだ。
因みに、シフトポジションDの時でも、パドルでもノブでもドライバーの意思でシフトのアップダウンは出来るが、状況が変わったとクルマが判断するまで(と思われるまでは)、ドライバーが選んだギアをホールドしてくれるのも賢い。
弐号機はかなり賢い感じだ。従来のATしか経験のない人には8S-DATの賢さが暫く理解できないのかもしれない。そういうわけだから理屈コネ太郎はチラリチラリと垣間見え得る弐号機の賢さに度々大仰天している。
もし最初のクルマが8S-DATのように賢いAT車という巡り合わせの人にとっては、MT車はドライバーの趣味を満たす以外の目的は感じられないくらい、不便で使えねえ!と感じるだろう。
弐号機は本当によく出来た賢いクルマだ。壱号機のように全てが自分のスキル次第のクルマなのか、あるいは弐号機の荷重移動とライン取に集中できるクルマなのか、私をより気持ちよくさせてくれるのはどちらなのか。
そもそもその解答は得られるのか。ますます愉しみである。
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