本記事は、GRヤリスに関する個人ブログとしては国内最大級の記事数を誇るブログの最初の記事である。私、理屈コネ太郎は、TOYOTAが20年ぶりに世に送り出した自社製スポーツカーGRヤリスRZHP First Editionを購入する僥倖に恵まれた。
これからオーナーとして、ヘッポコドライバーの視点から、このクルマとの生活を記していこうと思う。
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GRヤリスとは?―スポーツ4WDの魅力
GRヤリスは、1.6L 3気筒ターボエンジンを搭載したスポーツ4WDだ。272PS&370N.mという大パワー&トルクももちろん魅力だが、何より私が惹かれたのは「スポーツ4WD」という駆動方式。そして6速MT。この文字を打ち込んでいるだけで、身体が熱くなるほどだ。
1983年頃、アウディ・クアトロがラリーに登場し、次々と2輪駆動のマシンを駆逐し始めた頃から、「いつかは乗ってみたい」と思い続けてきた駆動方式。それから37年、ついに身の丈に合う、日本製のスポーツ4WDを手に入れることができた。
1基のガソリンエンジンから生まれたエネルギーが、4つのタイヤに状況に応じて適切に配分される。それには高度なメカニズムと電子制御が必要になる。それをコンパクトなボディに詰め込んだGRヤリスは、まさにメカニズムの塊だ。
電動車なら、各車輪にモーターを配置し、電子制御すれば精度の高いスポーツ4WDが成立するだろう。しかし、それはまた別の話。今は、ガソリンエンジンと超複雑なギア機構を楽しみたい。
オーナー目線での第一印象
理屈コネ太郎の手元に来てからまだ数日。少しずつ慣れてきたところだが、現時点での印象をまとめてみる。
- エンジン:パワフル。文句なし。
- ドライバーインターフェース:まあまあ。要カスタム。
- 車体サイズ:コンパクトで扱いやすい。
- 室内空間:大人4人には若干狭い。
- 乗り心地:ゴリゴリ、カツカツ。女子ウケは悪そう。
- 剛性感:硬い車体を操っている実感が強い。
- 信頼性:トヨタクオリティ。信頼性は抜群。
- クラッチ:スルッと軽いが、ストロークが長すぎるかも?
この数日、時間を見つけてあちこち走りに行っているが、至極満足している(納車後に気になった事についてはココをクリック)
とにかく、思い通りに走る、曲がる、止まる。そして、驚くほど燃費も悪くない。
初ドライブは九十九里海岸へ
今日(2020年12月某日)は、朝6時に起きて九十九里海岸までドライブに行ってきた。スカッと晴れた冬の空の下、海には大勢のサーファーたちがいた(写真1)。
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私は年間4.5万キロを通勤でクルマを運転している(詳細は[ココをクリック])。その用途では、価格が手頃で、ATで、燃費が良く、市街地で小回りが利くクルマがベストだ。実際、すでにお気に入りの通勤車がある。
しかし、GRヤリスは完全に別物。これは「運転を楽しむための娯楽車」だ。こんな贅沢をして罰が当たるのではないかと思うこともあるが、これもコロナ禍での私なりの楽しみ方なのだ。
これからのGRヤリスとの生活に期待
これから、GRヤリスとどんな時間を過ごせるのか。走行性能やカスタムの可能性、長距離ドライブでの実力など、オーナー目線で詳しく記録していきたい。
乞うご期待!
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