結論からいうと、GRヤリスRZは出荷状態のままで乗るにはかなり出来の良いクルマだと思う。
言い換えると、面倒臭がりに最高のクルマだ。
幹線道路で、高速道路で、ワインディングで、「いま、ココで!」って時に時にドライバーに最高の高揚感を与えてくれるクルマがGRヤリス。
『理屈コネ太郎』は面倒くさがりなので、ゴルフとかサーキット走行とか、事前にアレコレやらなきゃならないって行動は性に合わない。
パーツの適合性や車検に通るか通らないかを不確かな情報で迷うのは考えただけでも背筋が凍る。
もっと計画的に行動できる性格だったらよかったのに…と思うが、初老の今となってはもはやこの自分を受け入れるしかない。
面倒な事はキライな自分。
思いついたときに、パッと行動して、ギャンって楽しんで、スッキリした気分で帰ってくる。そんな感じで万事を愉しみたい(ま、現実はそんなに甘くないけど、理想としてはそんな感じ)。
決して悪目立ちせず、絶対に他人に迷惑かけず、警察の世話にならず、ただ運転という入力作業とクルマの挙動の関係性に酔いしれたい。
GRヤリスRZHPは出荷状態でそれが出来るクルマ。
勿論、面倒臭い事を愉しみたい人には、国内外各社からアフターパーツがジャンジャン出て来るから、その情報の海で悦楽の溺死を遂げるのも夢心地かも知れない。
情報の大波でサーフィン出来る人は、より好みに合致するクルマに仕上げていけるだろうし。
知識に自信はないけど情報の大波で溺れたくないっていう業の深い人はGR Garageに相談すればだいたい無問題。クルマを良く知るスタッフが場合によっては即座に正解を答えてくれる事が理屈コネ太郎の経験上多数あった。
つまり、GRヤリスはカスタムの素材としてもなかなか面白いと思う。(理屈コネ太郎のカスタムはココやココやココをクリック)ただし、電子制御の変更については著作権や作動保証の事情からなかなか困難だろう。(詳細はココをクリック)
とにかく、
GRヤリス、最高っす。
今回は以上ん。
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