揺れる船を足場にして海上を飛行する鳥を撮影する事に妙な情熱を燃やしている『理屈コネ太郎』は、以前からドットサイト照準器に興味を持っていた。この度、ドットサイト照準器を使用する機会を得たので、さっそく鳥を撮影しにいつもの場所に行ってきた。
愛機であるOM-1にドットサイト照準器を付けた姿は以下のよう(写真1)。
ドットサイト照準器はこのようにストロボシューに取り付けて使用する。電源は本体とは別系統なので、本体側の電源とは連動していない。
撮影者はこのように、赤い光を被写体に合わせてシャッターを押せば、サイトの調整があっていれば(このサイト調整については後述する)、画面の真ん中に赤い光をあてた被写体が映るって寸法である。
照準の光は、左写真のようにシャープな光。まさにSIGHTって感じの光である。このサイトを調整するには三脚とそれなりに遠距離の被写体が必要。
映画やドラマなどで狙撃手が試射しながらサイトを調節するアレである。
サイト調整後に早速飛ぶ鳥を撮影してみた。ドットサイト、あるとないとじゃ大違い。鳥をフレームに収める確率が確実に上がった。
上の写真のアップ。鳥の表情が少し見える気がする。
鳥がすこし首を曲げて飛行方向とは違う方角を見ている。
獲物でも見つけたか。空の上で一体なにを考えているのだろう。宙空から見える景色はどんなものなのだろう。
上の写真の顔部分を切り取り拡大。鳥が飛行方向とは違う方角を見ている時の目を撮りたかったのだけど、今回はこれが限界。これ以上拡大すると粒度が荒くなってしまう。
今回の撮影は100-400F5.6-6.3での撮影。Jpeg撮影で撮って出し。Lawで残った情報をもっと上手に活用すれば、よい写真が撮れそうな手ごたえを感じた。
それから正直にいうと、今回は足場は固定された地面であり、いつものように揺れる小型船舶ではありません。
しかしそれを差し引いても、ドット照準器の威力はすごい。びっくりしました。動く被写体をフレームに収める確率が段違いに上昇する。
と、ドットサイトの長所を述べたが、短所についても少し言及したい。
ドットサイトの、より正確に言うとこの製品の短所は、
- 頻繁なサイト調整が必要な事と、
- その為にはそれなりに確りした三脚が必要になる事。
- 更にはサイト調整の際のクリックひとつの幅が大きすぎる事も上げられる。
上記三点については、別ページを起こして解説する。
今回は以上。
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