今回は株式会社コシナからフォクトレンダーブランドで売られている、Super Nokton 29 mmF0.8の被写界深度がどれほど浅いのかを、緩い方法だけど計測できたのでそのご報告。
被写体が約50センチ程度の位置にあるMinox。その下に巻尺を敷き、15cm手前に腕時計を、15cm奥にナイフを配置。
フォーカスはミノックスの前縁、巻尺の15cmに合わせたつもり。一応ご存知ない方むけに説明すると、Super Nokton 29 mmF0.8はマニュアルフォーカスである。
被写界深度を計測したF値は、F0.8、1.4、2.8、4、5.6、8、11、16の各クリックする場所、枚数は各１枚ずつ。全部絞り優先AEで。
では、さっそく。 上から 0.8、1.4、2.8、4、5.6、8、11、16の順。
まあ、今回は杜撰な方法ながら一応計測が目的なので、まったく写真に面白みはないけど、「スーパーノクトンF0.8はこんな感じの被写界深度なのね～」と分かっただけで有意義としたい。
さすが現代のカメラOM-1。露出は揃っているし、ボディー側の手振れ補正もバッチリ効いている。
あ、”面白い”といえば、腕時計の文字盤に顔検出機能が反応したのは可笑しかった。
結果に影響は無いとおもうけど、念のため被写体検出はoffでの計測とした。
本題に戻ると、0.8の被写界深度の浅さは実に分かり易くて魅力的。
クールな猫の横顔もよし、甘えてくる可愛い犬の正面顔を撮るもよし。
マニュアルフォーカスだから、大体の距離感だけでカメラの連写機能を利用して連写しまくれば、愛猫・愛犬の可愛らしさが凝縮された思いもしなかった最高に素敵な写真が撮れそう。
以上。
当サイトの他のコンテンツにご興味ある方は下記よりどうぞ。
『当サイト内の他のコンテンツのページ』へは”ココ”をクリック
『 OMsystem社製Olympus OM-1に関する諸ページ』へはココをクリック