本ページではドットサイト照準器EE-1の難点について紹介する。これからこの機器を導入しようとする人の参考になれば幸甚である。
さていつものように、本ページで記載される内容は全て理屈コネ太郎の管見内での独断と偏見による私見、即ち知ったかぶりである旨を御銘記のうえ読み進めて頂きたい。
ドットサイト照準器EE-1の難点は、この商品のカメラとの取付部分の精度があまく、頻繁に設定しなおす必要がある事。
本製品は樹脂製の部位をカメラのホットシューに取り付けて使用するが、樹脂製ゆえに柔らかくて、一度サイト調整しても、わずかな力の作用ですぐに狂いが生じてしまう。
家でサイト調整を済ませて、クルマの助手席に置いて5分くらい運転して撮影現場に移動したら、もうそれだけで狂いが発生していた。
なので、サイト調整してから照準器とカメラを分離して、現場で再取付する使用法では、もしかしたら用をなさないと考えてよいかも。
そこで面倒臭いが毎回撮影直前にサイト調整する事にした。
サイト調整は、遠くの動かない何かをフレームの中心に捉えるようにカメラを撮影場所の動かない何かに固定、あるいは三脚に据え付けるかして実施するか、これが結構面倒である。
そもそも、適当な動かない遠くの何かやカメラを固定する適当な動かない何かが都合よく撮影場所で見つからない事もおおいし、三脚を使うならそれなりに大きくて質量の高いやつを持っていく必要がある。
更にいうと、照準器の調整はダイアルを回転して行うが、このダイアルにクリックがついているので、超望遠レンズでは、ワンクリックの調整代が大きすぎてドンピシャリなところを飛び越してしまう事が度々発生する。
なかなかに悩ましい。
とはいえ、どんな製品も使用者の期待が高すぎるとダメな商品とのレッテルを貼られてしまうし、使用者もハッピーでなくなるので、あまり期待せずに、適当な塩梅を見つけて上手に使用すれば、それなりに歩留まりは上がるはずである。
以上、理屈コネ太郎が感じたドットサイト照準器EE-1の難点を述べてみたが、これはもともとの理屈コネ太郎の期待が高く、超遠距離ライフル狙撃のように飛ぶ鳥を撮影したいとイメージしたから。
ドットサイト照準器EE-1は、理屈コネ太郎のこのイメージにはそぐわないが、確実に超望遠撮影の歩留まりを上げてくれる製品である事は間違いない。
ふむ、この製品はこういうカンジなんだな…と悟ったら、それはそれで納得して活用すれば宜しいだろう。
なんといっても開発技術者が精魂こめて作った商品なのだから、製品が悪いのか、ユーザーの期待が間違っているのか…と考えたら、そりゃユーザーの期待が間違っている蓋然性の方が高いと考えるのが自然。
ま、そんなわけだから理屈コネ太郎はこれからもドットサイト照準器EE-1への期待を修正しつつ、適当な塩梅で使用していく予定。
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