飛ぶ鳥の撮影に強い情熱を持つ理屈コネ太郎が、OM-1にドットサイト照準器 EE-1を装着して、飛行する鳥の撮影に挑戦しました。本記事では、その使用感やメリット・デメリットを詳しく解説します。
Contents
1. ドットサイト照準器とは?
ドットサイト照準器は、被写体を素早く捉えるための補助ツールで、OM-1のストロボシューに装着して使用します。赤い光点を被写体に合わせるだけで、カメラ画面の中央に被写体が収まる仕組みです。特に動く被写体を捉えるのが難しい鳥の撮影に有効です。
- 装着例(写真1)
OM-1に取り付けたドットサイト照準器の姿がこちらです。
2. 使用方法と調整手順
ドットサイトを使用する際は、まず光点が正確な位置を示すよう「サイト調整」が必要です。以下の手順で行います。
- 安定した三脚を用意し、遠距離にある静止した被写体を狙います。
- 光点が被写体と一致するよう微調整を行います。
- 調整中のイメージ(写真2)
狙撃手が試射して調整するようなシーンを想像してください。
3. 飛ぶ鳥撮影での効果
サイト調整後、実際に飛ぶ鳥を撮影した結果、驚くべき効果が確認できました。
- 鳥を捉えた写真(写真4)
ドットサイトの助けで、フレーム内に鳥を捉える成功率が格段に向上しました。
- アップ写真(写真5)
鳥の表情や目線がより明確に。空中を飛ぶ鳥が何を見ているのか想像が膨らみます。拡大すると粒度の限界が見えますが、それでも感動的な瞬間を捉えられました
写真6では、鳥がすこし首を曲げて飛行方向とは違う方角を見ているのがわかります。
獲物でも見つけたか。空の上で一体なにを考えているのでしょう。宙空から見える景色はどんなものなのでしょう。
上の写真の顔部分を切り取り拡大しました。鳥が飛行方向とは違う方角を見ている時の目を撮りたかったのですが、今回はこれが限界です。これ以上拡大すると粒度が荒くなってしまいます。
4. 使用機材と撮影設定
撮影は、OM-1に100-400mm F5.6-6.3レンズを使用し、JPEG形式で行いました。手ブレや粒度を抑える工夫次第で、さらに良い写真が撮れそうな手応えを感じています。今回は固定された地面からの撮影でしたが、揺れる船上でも十分効果を発揮するはずです。
5. 長所と短所
長所
- 動く被写体をフレーム内に収める成功率が大幅に上昇
- 素早いフレーミングが可能
短所
- 頻繁なサイト調整が必要です。わずかな事で照準は狂ってしまいます
- 調整には頑丈な三脚が必須
- 調整クリック幅が大きく、精密な調整が難しい
これらの短所については、別の記事で詳細に解説します(ココをクリック)。
まとめ
OM-1とドットサイト照準器 EE-1の組み合わせは、特に動きの速い被写体を撮影する際に大きな力を発揮します。鳥撮影愛好家にとって、導入の価値は十分にあるアイテムです。
今回は以上です。
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