QS装着で気付いた小さな落とし穴|HパターンMTとギアポジションの迷い

ボケた背景に紅いノブが明確に浮かび上がっている。

本ページでは、GRヤリスにクイックシフター(以下、QS)を装着したことで気付いた、**小さな“ネガ”**について紹介します。

QS導入のこれまでの経緯や詳細は、こちらこちらこちらこちらご参照ください(最近こちらも追加しました)。


Contents

QS装着で気付いた唯一の“ネガ”

2022年4月に愛車GRヤリス RZHPにQSを導入してから、もうすぐ1年。これまでの運転で感じたデメリットは、今のところたった1つです。

それは、「シフトノブに手を触れた瞬間、現在何速に入っているかが判断できず、頭が混乱する」という点です。

例えば、シフトダウンしたいのに、**「え、アップするんだっけ?」**という迷いが生じることがあります。この“バグ”は、ドライビング中のスムーズな操作に影響を与えることもあるのです。

もちろん、この問題はある程度克服できる可能性があります(詳細はこちらをご覧ください)。


体感でギアを判断するドライバーとの違い

世の中には、現在何速で走っているのかを常に把握できるドライバーがいるそうです。
ですが、私のように凡人タイプだと、シフトポジションの確認をHパターンMTの動きから逆算する必要があります。

一方で、モーターサイクルの場合はシンプルです。シフトダウンはレバーを下げ、アップは上げるだけ。現在のギアを正確に把握していなくても、それほど問題は感じません。ただし、複数段のシフトダウンには注意が必要です。

たとえば、4速から2速に落とす場合は問題ありませんが、3速から1速に落としてしまうとリアタイヤがロックし、転倒のリスクが高まります。そのため、モーターサイクルでは減速をブレーキ主体にし、シフトダウンは回転数を合わせながら慎重に行うよう心がけています。


クルマでの過剰なシフトダウンのリスク

クルマの場合、転倒こそしませんが、過剰なシフトダウンでエンジン回転数が上がりすぎると、エンジンやその他の部品にダメージを与える可能性があります。
だからこそ、シフトダウン前に「今何速なのか」を知ることが、私にとって非常に重要なのです。


ギアポジションインジケーターの有用性

モーターサイクルには、現在のギアを表示してくれるシフトポジションインジケーター付きのモデルがありますが、クルマ用の後付けパーツで同様の装置があるのかどうかは不明です(詳しくはこちらをご覧ください)。

ちなみに、2024年のマイナーチェンジ後のGRヤリスには、ついにギアポジションインジケーターが標準装備されることになりました(詳細はこちら)。


まとめ:QSとHパターンMTの課題

HパターンMTをショートストローク化すると、私のように操作が直感的でない人間にとって、頭が“バグる”ことがあります。これが、私が体験した唯一のQS装着の“ネガ”です。

とはいえ、改善策を模索しつつ、このクルマとともに運転の楽しさを追求していくつもりです。


追記
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