革新的銀塩カメラ、Rolleiflex SL2000Fをご紹介する。30年以上まえに、ハワイのアラモアナショッピングセンターで新品で購入した個体。
このカメラ、なかなか野心的な試みに溢れている。一眼レフでありながら、アイレベルとウェストレベルファインダーの両方を備え、かつフィルムマガジンで撮影途中でフィルム交換が可能だ。しかもモータードライブ内臓である。因みにフィルムサイズは35ミリサイズ。英語だが詳細は外部ページのココに記載があるので、興味のある方はどうぞ。
Rolleiflex3003と刻印がある似た商品は何度か見た事があるが、Rolleiflexだけ刻印された商品は私の知る限り国内にはこの個体しかない。おそらく、3003はコレの後継機種なのかなあと思っている。
いまだに持っている取扱い説明書。
YouTubeにこんな動画達があった。これらの動画の方がこのカメラの革新的な試みがご理解いただけるので、掲載してみる。
入手して以来30年以上経つが、撮影したのはフィルム10本程度かな。あまりにも革新的すぎて、若いときに私の手に余るカメラだった。
ずっと手元においていたのは、私がこのテの精密で凝った機械の製作者達のやり過ぎ感がとても好きだから。ふと気が向いたときに手に取って弄っていると、とても気が晴れるのだ。
私の家には、こういう玩具が沢山ある。以下参考までに。
(『Canon New F-1』の頁を開く)
(『Minox LX』の頁を開く)
(『Nikonos V』の頁を開く)
(『Omega Seamaster Professional』の頁を開く)
この時代のカメラはいい匂いがする。金属製だからサイズ感・重量感もいい。ダイヤルはボタンを操作したおときの、内部の歯車や発条の作動する感じがたまらない。
『理屈コネ太郎』のこの気持、ご賛同いただける同志も多いのでは。
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