フランクフルト、美しい景観と美味しい食事の都市

フランクフルト(外部リンクTripadvisor当該頁を開く)は、景観、治安、衛生、文化、食と全て揃っている最高の場所だ。欧州に長期滞在するなら絶対にフランクフルトが良い。

フランクフルト市街からド根性振り絞れば歩いてフランクフルト国際空港まで行けるし、鉄道網の発達も素晴らしい。

贅沢するならパリまで飛行機で日帰りで行けるし、フランクフルト近郊ならコブレンツやケルン大聖堂で有名なケルンがある。

ちなみに、スーツケースで有名なリモワはケルンが本拠地。

ケルン駅のすぐ近くに店舗があるので、記念にアタッシェケースを1つ購入した。

フランクフルトは食事もおいしい。海外で日本食を試すとほぼ確実に失望するものだが、ここフランクフルトは別だ。

寿司も、冷やし中華も、鳥の照り焼き重も日本国内で通用してもおかしくはないレベル。

勿論、フランクフルトの土地の料理もおいしい。ただし、日本人の感覚ではどれも大盛り過ぎる。

調子こいて沢山頼むと、高齢の店員さんにそんなには食べられないから幾つか注文を取り下げなさいと忠告を受けるくらいだ。

私は、ドイツ人のこういう所は好きだ。私の生まれ育った場所でも、おばちゃんおじちゃんはそういう忠告をしてくれたものだ。

パリより断然清潔だし、ニューヨークより人がおっとりしているし、ロンドンより食が圧倒的に美味しいし、実に過ごしやすい場所だ。

そして、私の知る欧州に共通して謂えるのが、自動車、オートバイ、自転車、歩行者の共存が進んでいること。

欧州人は、あの石畳のうえでバイクに乗るのを厭わない。雨で滑るであろう日でも、バイクにのって通勤している。

パリでは、ホンダゴールドウイングがタクシーとして使われていた。シャルル・ド・ゴールからパリ市街まで、水平対向6気筒の大型バイクが客をタンデムシートに載せてヒョイヒョイと走っていたのが印象的だ。

日本は、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキと世界レベルのバイクメーカーが4社もある。

だから欧州人は、日本人は凄エー幸せだ。だって、あんなに沢山の高性能バイクを乗り回せるんだろ?と尋ねてくるが、いやいや、日本ではバイク用駐車スペースが足りなくて、ある時期バイクに駐車違反を適応して大ヒンシュクをかい、バイク乗りが激減したってトホホなハナシをしたら、それあ馬鹿げた話だって笑われた。

 

今回は以上。

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