人の時間・技術・知識には価値がある。
特にプロと呼ばれる人達の価値は、客が「対価を支払ってでも頼みたい」と思うほど高い。プロは、長年の経験や知恵、技術、道具や設備、それらへの先行投資までをまとめて「単価」として請求する。そうして生計を立てている人達だ。
客はプロの仕事が気に入らなければ、次回から頼まなければ良い。ネットに口コミを書こうが自由である。ただし、どんなに些細な仕事でも本来プロの業務は有料だという基本を忘れてはいけない。「これくらいタダでやってよ」は、絶対に言うべきではない。
行動の価値を認識できない客は、モノにしかお金を払えない。
こういう客に対し、プロが本気の仕事を提供するはずもない。結果的に、客自身が良質なサービスを受ける機会を失い、大損することになる。
人の時間・技術・知識には、プロか素人かを問わず価値がある。たとえ知人や個人のアドバイスであっても、相手の時間や知識を使わせてもらったなら、何らかの形で感謝や対価を示すのが基本だ。
ましてやプロ相手なら「約束通りの業務内容には約束通りの対価」が絶対ルール。
結果が期待と違ったからといって、後から値切るのは論外である。事後値切りする客をプロは最も嫌う。余裕のあるプロなら、その客の仕事は二度と受けないだろう。
さらに言えば、事前にきちんと内容を詰めず、思い込みで「こんなはずじゃなかった」と言い出す客は、そもそも発注能力が不足している。
この複雑な世の中を生き抜くには、他人の力を借りずに済ますことなどできない。他人の力を借りるなら、その価値をきちんと理解し、必要な対価を払う。それが賢い客の心得だ。
今回は以上。
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