理屈コネ太郎が考えた、ボート遊びの楽しさを数値化する指標を記述したい。いつもの通り、勝手な1人よがりの思い込みである。適当に、ふぅ～んって感じに受け止めて欲しい。
ちなみに、本ページでボートという場合、いわゆるヨットは含まないので、その点ご留意願いたい。また、ボート遊びとは想像力を働かせて出来る限りの安全マージンを確保した上で行うことであることも、合わせて申し添えておきたい。
ボート遊びのキモとは、何処に行くのか、上陸するのか、そこで何をするのか、の３要素に集約できる。以下、それぞれの要素の難易度を理屈コネ太郎の勝手な思い込みで点数化してみた。
何処に行くのか…については以下の４種類の場所が考えられる。各目的地別に…
- ボート以外が合理的移動手段の場所に行くのは、１点
- ボートが他の手段より合理的な場所に行くのは、２点
- ボートでなくてはいけない場所に行くのは、３点
- ボートで行けるかどうか不明な場所に行くのは、４点
と、目的地に点数を付けてみた。自衛隊基地とか、米海軍基地とか、そういう常識的に考えて進入が許されていなさそうな場所はここでは考慮していない。
次に目的地に到着したとして、そこで
- 上陸しないのは０点
- 桟橋係留施設から上陸するのは１点
- 桟橋係留施設がない場所に上陸するのは工夫と体力が必要なので３点
と行動に点数を付けた。
念のために書き添えておくと、γは桟橋係留施設があるにに敢えて利用しない…という意味ではない。桟橋係留施設がない場所に上陸するという意味である。誤解なきようお願いしたい。
常識的に危険な場所、たとえばテトラポットに波がザップンザップンしているような海況の場所は上陸の対象に入れない。
上陸してもしなくても、目的地での遊びにプランがあるかどうかも重要だ。
- 遊ばずに暫くしたら帰途につく、０点
- プラン通りの遊びをする、１点
- プランはないけど臨機応変に遊ぶ、創意工夫が必要なので３点
ここでも創意工夫にエキストラポイントを与える事とした。
ボートで行けるかどうか不明の目的地で（Ｄで４点）、桟橋係留施設以外から上陸し（γで３点）、プランはないけどとにかく遊ぶ（Ⅲで３点）、で計10点となる。
理屈コネ太郎としては、A-β-Ⅱ（計３点）のようなボート遊びは、具体的にはクルマで行くのが最も簡便とわかっている場所にわざわざボートで行って遊ぶのは間違いなくボート遊びだとは思うけど、いまひとつパンチに欠ける気がするのである。
具体例をあげると、自宅やホームマリーナの地理的位置にもよるが、保田漁港にボートで行って桟橋に係留し、そこで食事を食べてお風呂にはいるのはA-β-Ⅱのボート遊びである。
これはこれで楽しいけれど、不確定要素が少なすぎてワクワクが足りないのである。理屈コネ太郎は一回で飽きてしまった。（ボートが初めてのゲストを招いての遊びには丁度良いと思う）
保田漁港は理屈コネ太郎の自宅から、自動車で行った方が遥かに合理的な目的地なのだ。そこに敢えてボートで行く事に意味を見出せたのは、最初の一回だけだった。
釣りのために船を購入する人は、理屈コネ太郎の視点でいうと、Ｃ-α-Ⅱ、つまりボートでしか行けない場所（海の上）に行くので３点、上陸しないから０点、所定の釣りという遊びをするので１点。計４点。
だからなのか、釣り仕様のボートは出航回数が少ない印象を理屈コネ太郎を持っている。間違えてたら御免なさいね。あくまで理屈コネ太郎の管見内の独断と偏見による私見だから怒らないでね。
C-γ-Ⅲ（９点）のように、ボートでしか行けない場所に行って、桟橋係留施設以外の場所から上陸し、そこで事前のプランなく即興で遊ぶのはかなり面白いはず。
Cのハードルが高いならＢでも良いだろう。Ｂ-γ-Ⅲ（８点）。理屈コネ太郎は愛艇Merry Fisher 895 SportにSeakeeper Rideを装備し（ココをクリック）、カヤック、水中スクーター、シュノーケル３点セット（ココをクリック）、マキタ電動工具を積み（ココをクリック）、Ｂ-γ-Ⅲ（８点）可能な場所を年中探し求めている。
Ｃ-γ-Ⅲ（９点）が出来るような場所が見つかれば最高だ。Ｄ-γ-Ⅲ（10点）の場所が見つかればもっと最高だ。
Ｄは、実際には喫水の深かったり、背が高かったりするボートでは入れない場所だったりして、場合によってはボートを損壊してしまうかもしれないので、やや普通の意味の遊びを逸脱して恐ろしい。
実際、理屈コネ太郎は工業港に流れる川を遡上しようとして、プロペラを底に当ててしまった事がある（詳細はココをクリック）。
今考えれば、ボートで確実に行けるところに錨泊して、そこから先はカヤックかなにか、テンダーボート的な何かを用いるべきだった。（リベンジするための準備は着々と進めている）
Ｄ-γ-Ⅲは10点なので、事前に考えて安全対策をぬかりなく行えば、かなり面白いボート遊びになるはずであると理屈コネ太郎は想像している。それに、何かが足りていないと感じたらすぐに撤退して、また別の機会にチャレンジすればよいのだ。
ところで、理屈コネ太郎は東京湾奥に居住していている。東京の下町は水路の街なので、水路探索もやってみたい。しかしホームマリーナは三浦半島の南端の方である。
三浦の南端から愛艇で北上して東京湾奥や河川を遡上するのはなかなか難儀である（実際に愛艇で隅田川を遡上し日本橋近辺まできたコンテンツはココをクリック）。愛艇は喫水も深いし、水面からの高さもあるので、河川を航行したり橋の下をくぐったりするのは得意ではない。
そこで住居近傍のマリーナのレンタル会員になって東京湾奥のボートで行くのが合理的な場所、あるいは隅田川や荒川や江戸川などでボートでしか行けない場所で、何か楽しい事が出来そうな、良さげな場所や水面や水際を探し回ろうと思っている。
河川の方がむしろ、Ｄ-γ-Ⅲ（10点）が可能な場所がまだ開拓されずに残っているかもしれない。
幸い、自宅に近いマリーナの運営が、愛艇を係留しているホームマリーナの会社に移管して、準備が整い次第レンタルボート業務を開始するという。
これぞまさに、渡りに船だ。
よっしゃ、やるぞ。
今回は以上。
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