アラカン元医師の理屈コネ太郎がたどり着いた、幸せへのシンプルな道。
必要なのは、わずか2つの行動だけである。
第1に、目的達成のために全身全霊で考え抜き、あらゆる手段を尽くす。
言わば「戦略的な全力行動」だ。
第2に、その結果がどんなものでも受け入れる。
いわゆる「天命を待つ」である。
そして、また第1に戻ってPDCAサイクルを回して改善する。
前回の反省・総括・改善策を盛り込んだ上で、さらに全力を尽くす。
この繰り返しが、自分を成長させ、人を妬まず、他人を恨まず、心を平穏に保つ秘訣だと思う。
昔の人は「人事を尽くして天命を待つ」と言った。
人生の本質は、すでに先人が珠玉の言葉で残してくれている。これを使わない手はない。
努力とリターンを常に天秤にかける生き方では、幸せは遠のく。
期待以下の結果でも、「これが事実」と淡々と受け入れるしかない。
なぜなら、この世は確率論的不確実性に満ちているからだ。
同じ能力・同じ努力の2人でも結果は違う。
その理由は「巡り合わせ」や「運」の差だ。
コインの裏表、サイコロの目、人との偶然の出会い、病気になる確率──。
どれもコントロール不能な「運」の領域である。
絶対成功したいから努力する。それは良いことだが、努力=成功ではない。
確率論的世界では、どれほど頑張っても結果は約束されない。
この現実を受け止めることが、迷いや恨みから解放される第一歩だ。
ベストを尽くし、結果を受け入れ、反省・総括・改善を重ねて、また全力を尽くす。
この実感あるサイクルを繰り返すことで、人生の迷走が減り、人や社会への不要な怨みも消えていく。
今回は以上。
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