先日、シングルハンドでヨットを操船中、初めてBANに救援を要請する事態が発生しました。今回はその体験をシェアします。(BANの詳細はこちらをクリック)
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何が起きたのか?
練習後に帰港するためエンジン航行中、プロペラに中間層に浮遊していたロープが絡まり、推力を完全に失いました。結果として自力での帰港が不可能となり、BANに救援を依頼しました。幸い、怪我や艇の大きな損傷もなく無事に帰港できました。
救援要請の経緯
帰港まで約800メートルの地点で状況が悪化し、救援を決断しました。エンジンは一応始動するものの、回転数が不安定で推力が全く得られない状況でした。プロペラ絡みや脱落を疑いましたが、検証は不可能で、打つ手がなく救援を要請するしかありませんでした。
教訓
今回の経験を通じて以下の教訓を得ました。
- BAN加入の重要性
緊急時の対応策として、BANへの加入は不可欠です。迅速な救援が大きな助けとなりました。 - 海上での携帯通話の課題
風の影響で通話が極めて不明瞭になります。BAN本部に正確な緯度経度を伝える準備が必要です。 - ロープ絡みの困難
インボードエンジンのシャフト艇では、ロープ絡みを確認・復旧する手段がほぼありません。緊急用の船外機設置を検討しています。
改善策と備え
プロペラ絡みが疑われる場合、初期段階でプロペラを逆回転させて解消できる可能性があることをマリーナスタッフから教わりました。この方法は今後確実に実行可能な有益なヒントです。また、事故発生時に備えた応急対応策を強化し、次回以降に役立てたいと考えています。
まとめ
今回の小さな事故は、今後の大きな事故を未然に防ぐ教訓となりました。安全意識をさらに高め、対応策を検討し続けていきます。
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今回は以上です。