後期GRヤリスATはファーストカーとして使えるのか?

後期GRヤリス8S-DATがファーストカーになるか…という問いに、理屈コネ太郎の回答は「ちょっと無理…である。その理由は日産ノートe-POWER 4WDを知ってしまっているからだろう。

いつものように本ページに記載する内容は、理屈コネ太郎の管見内の独断と偏見による私見、即ち知ったかぶりである事をご銘記のうえ読みすすめて頂ければ幸いである。

あ、因みにファーストカーとは、オーナーの生活に必要な数々の目的の殆どに対応できる万能性の高いクルマの事を本ページではそう呼ぶ事にする。

ファーストカーはファミリーカーよりり広い概念で、ファミリーカーも包括する概念であるが、例えば独身男性が遊びや仕事に使用するファーストカーは必ずしもファミリーカーである必要はない。この場合、この独身男性の生活スタイルによってはファーストカーはロードスターでも、場合によってはスーパーセブンでも大丈夫だったりする。

私、理屈コネ太郎は、年間3万キロぐらいを自動車で移動している。高速道路が殆どであるが、狭い住宅街の道も、用水路をまたぐ畦道よりは少し広いぬかるんだ道も、雪の日も、雨の日も、必要があれば自動車に乗って移動している。

雨の日はクルマに乗る前に傘を閉じ、クルマから出るときはドアとルーフのスキマから傘を広げて外に出る。水中スクーターや、電動工具、SUP-FOIL、ヘルメットなどの遊び道具をクルマに積んで東奔西走している。

私にとってファーストカーとは、住宅と服の丁度中間に位置する存在でもある。安心提供装置であり、快適空間提供装置であり、荷物運搬機かつ一種の物置であり、大切なプロテクターであり、生理的な安定性を保証するマシンなのだ。

そういう目的でノートを使うと、最高に使い勝手が良い。使い勝手だけではなく、モーター駆動の優しい乗り味が長距離移動を疲れにくくしてくれている。インテリアも気分を落ち着けてくれるし、ハンドルヒーターやシートヒータもありがたい。室内全体の雰囲気が優しく、落ち着く。エアコンも良くきくし、紫外線や雨風から身体を守ってくれる。運転席に座ると、ホッと一息つける、そういうクルマなのだ。

ノートで唯一気に入らないのは、純正のナビだけである。これだけは、何をどうしても実に私と相性が悪い。しかし、それが分かってからがスマホのナビも併用しているので、随分とストレスが減った。

さて弐号機であるが、このクルマはもう間違いなく市街地を走るように設計されたクルマではなく、ドライバーがヤル気を起こすような状況で、ドライビングに快楽をもたらすために作られたクルマのようだ。

当初、弐号機を正式にオーダーしたころは、ATだし、いろいろ安全運転支援装置もついているし、車線保持機能もクルーズコントロールもついているので、ノートの代わりにファーストカーの役目を担ってくれるかな…と期待していた。

しかし納車後、乗ってしばらくしてよくわかった。私にとってはファーストカーにはならないクルマである。

理由は

  • 低速時にはATなのにスムーズさとは縁遠い乗り味
  • 狭い駐車場に止めると長いドアと低いAピラーで乗り降りそれだけで大変
  • 運転席に座ってホッとするよりなんかヤル気になる
  • 助手席斜め後ろの視界が悪い
  • 左右のサイドミラーの位置が実に不便で邪魔
  • 例の独特の空力的な外装のおかげで見切りが悪い
  • 満タンにしても300~400キロくらいしか走らないので給油が面倒

で、結論は壱号機と同様にスポーツドライビングをするための専用マシンとして扱う事にした。そう割り切れば、弐号機に全く不満はなくなる。

もし弐号機がファーストカーになれたなら、ノートは手放して2台だけの運用ですんだのだが、思い通りに事態は展開せず、ファーストカーとしての使い勝手を考えると、ノートは継続して使用する事にした。

弐号機はMT車である壱号車とは、まったく異なる愉しみ方をドライバーに提供してくれる。この2台の違いを言語化しながら、ドライビングをより上達できたら最高である。

当サイト内の他の記事に移動するには
本ページは、『GRヤリス愛好家必見!オーナー目線の国内最大級オリジナル記事集』の下位ページです。上位ページに移動したい方はココをクリックして下さい。

当サイト内の近店構成上の最上位ページは当サイト内記事トピック一覧です。ココをクリックすると移動できます。当サイト内記事トピック一覧からご希望に沿って下っていけば、当サイト内の全ての記事に移動できます

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です