結論を述べよう。自分を客観視して”短所”に素直に向き合えば、その瞬間からそれは”伸び代”だ。目を背け続けるかぎり欠点のまま。
客観視にはメタ認知が、素直に自分の短所に向き合うには勇気が必要。
メタ認知が苦手で、かつ勇気のない(臆病な)人は、自分の短所に向き合えない。臆病さの裏返しに自分の短所に対して強気のフリ(この強気をポジティブ思考と勘違いしている人は多い)して無視を決め込むので、短所が短所のままで時間ばかりが過ぎていく。
中年と呼べる以上の年齢になっても、周囲に強いストレスを与え続ける人はそういうタイプの典型だ。
そういう人は誰かに短所を指導されると逆キレしてどうにも手が付けられなくなる、と周囲が思うから、誰もその人の指導をしない。
指導の責任を負うべき人達(親や教師や上司)ですらこういう人を指導しないので、こういう人の後輩や部下が辛い想いをする。
自分を客観視できず、短所に正面から素直に向き合う勇気がなく、短所に対して強気な無視(意地っ張り)を続けている人は、成長速度が極めて遅いので、次第に周囲と疎遠になり孤立していく。
職場で自分の居場所の面積がどんどん狭くなっていく。恐ろしい事ではないだろうか。
誰にでも短所はあるので、要は自分を客観視した上で短所に素直に向き合い、自分のなかで改善を模索する事が大切だ。
実は短所と伸び代はある意味で同じものなのである。伸び代はメタ認知と勇気(素直さ)によって短所に新しい意味づけが為されただけなのである。
だけど、この新しい意味づけが出来ず、短所を短所のまま放置して年齢ばかりを重ねる人のなんと多いことか。
以上。
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