理屈コネ太郎のボート遊びに、水中スクーターを導入したので、今回はそのご報告。
導入したのはコレ。
Subnadoという商品で詳細はココをクリック。
写真は2連装した状態。1本でも結構強力な推進力があるが、滅多にないがゲストを呼んだりして遊ぶ事も考えると、2本あってもよいかも…と考え、2本購入した。
カヤックやSUPに取り付ければ船外機がわりにも使えそうだし。
今回は純正パーツで2本を連装して使用する。
昨年、ボートで海から接近してカヤックで上陸した無人ビーチ(詳細はココをクリック)、色々な玩具を運ぶのに使えそうだし。
とはいえ基本、遊びはワンオペなので、実際に自分で使い勝手を体験して色々な事を確認しなくてはならない。
今回は、推進力の確認と、カヤックで荷物を運ぶ事の注意点をザックリ確認する目的をボンヤリと設定した。
台風一過で、晴天で風は少々あり、波は腰高までの波が渚に打ち寄せていてる海況。海の透明度は極めて低い。50センチくらいかなあ。
波打ち際から150メートルくらい沖、水深4メートルくらいのところにボートをアンカリングして、シュノーケリングしながらロープでカヤックを牽引しつつ、水中スクーターの推力で波打ち際を目指す。
要は、カヤックは荷物運びにのみ使用して、移動は水中スクーターを使ったシュノーケリング…ってこと。
安全マージン確保のために、マスク、シュノーケル、フィンのダイビング3点セットに加え、ライフジャケット、水搔き付き手袋を装着する。
水掻き付き手袋は、基本的にはプールでの水泳練習用で、手による水の掴み方を体感するための道具なのだが、オープンウオーターでの推力確保にも有効であるし、同時に各指を独立して動かすことが出来るので、甚だ便利な道具である。
カヤックは昨年から使用しているORU KAYAKのInlet。
まずは、マスクとシュノーケルとフィンの3点セットをつけて、素のシュノーケリングでSubnadoの推力を確認する。
水中スクーターから吐き出される水流はけっこう強く、海パンが脱げるかと思ったくらい。この道具を使う時はヒモをしっかり結んでおきたい。
水中スクーターの推力は強く、十分に実用に足るし、荷物を積んだカヤックを牽引できそう。
ここで一旦、ボートに上がり、すでに浮かべてあるカヤックに、キャンプ用折畳みチェア、水1.5L、防水袋に入れた電動工具や遊び道具をポンポンと放り込み、牽引ロープを確認。
大丈夫そうなので、水中スクーター推力のシュノーケリングでカヤックを牽引して波打ち際を目指す。
透明度がとても低く、頻繁に顔を海面に上げないと進行方向をすぐに間違えてしまうが、シュノーケルがあるし、マスクも度付きレンズなので、まあ、適当な間隔で距離と方向を確認しながら波打ち際を目指す。
と、水中スクーターの推力だけであっと言う間にビーチに到着した。体力消耗ほぼゼロ。とても助かる。
しかし、カヤックを波に流されない位置まで砂浜を引き摺りあげるのは結構体力を消費した。もしかしたら、アンカーを打つ方が簡単かもしれない。適当なアンカーを探してみよう。
水中スクーターに砂が噛み込まないように、カヤック内に保管。
カヤックで運んできたキャンプ用折り畳み椅子を展開し座り込み、台風一過の高い透明度の空気を通過した太陽光を浴びつつ、水を飲みながら沖に錨泊している愛艇(詳細はココ)を見る。
錨泊中はSeakeeper Ride(詳細はココをクリック)は効かない。だから波で結構揺れている。ピッチにもロールにもヨーにも揺れている。海中からボートに上がるのが大変そうだ。カヤックをボートに引き上げるのはもっと大変そうである。
ところで、カヤックに限らず、およそ船という乗り物は波打ち際が苦手である。故に、桟橋があるのである。
波打ち際からの舟艇の出発は結構大変だ。要するに座礁状態(座礁についての詳細はココをクリック)から行動を開始するのだから。
今回は理屈コネ太郎自身はカヤックに乗らず荷物運搬用と割り切り、水中スクーターに推力を頼り切ったシュノーケリングでカヤックを牽引するので、それほど問題はないが、秋以降は水が冷たくなるのでカヤックに乗り込まなくては上陸は難しいだろう。
その場合、波打ち際でのカヤックからの乗り降り、あるいはボート↔カヤックの乗り降りに体力を消耗しないような工夫が必要だろう。
そんな事を考えながら、ビーチを少し散策してみた。
ビーチの長さはザックリ200メートルくらい、幅は場所や潮汐にもよるが狭いところで数メートル、広いところなら10メートルくらいあるだろうか。
生えている植物の散布をみると大潮の満潮でも水没しない場所がありそうだ。テント泊が出来るかも知れない。
少ないが幾条かの足跡が散見され、陸路でもこのビーチに来る人が全くいないってことはないと確認できた。
ペットボトル、浮標、台風後だから海藻が打ち上げられていた。よく見ると、直火で焚火をした痕跡が一か所ハッキリと見て取れた。誰も清掃したり整備する人はいないのだろう。
遊びに行くにしても、沢山の荷物を陸路で運ぶにはシンドイ場所なのだろう。
つまり、この浜は殆ど関心を払われていない場所なのだろう。あるいは、殆どの人にとって有効活用しようのない場所、もっというと魅力の少ない場所という事になる。
つまり、海からアプローチする理屈コネ太郎にとっては魅力満点な場所だ。大切な遊び場所候補。
ボートから持参した電動工具で少し大きめのゴミ化した浮標を小さく切って回収した。流木も電動工具でカットして何か遣い道がないかを考えたりした。
そんなこんなで2時間くらい過ごしたので、帰り支度を始める。
ビーチを離れるために牽引ロープを引っ張って全てを積んだカヤックをヨー方向に転回させ、私自身は牽引ロープを左肩にかけて海中に入り、腰下くらいまでの深さでシュノーケリングを開始して水中スクーターの推力を使い始める。
左肩のロープにちょっと抵抗が感じられたがそのまま進むと、しばらくして抵抗がなくなってカヤックが海面に浮いた感触になった。
そのまま来た時と同様の方法であっという間にボートに戻り、水中スクーターをボートに乗せ、牽引ロープをボートの安全を場所に舫い、梯子をのぼってボートに上がった。
ボートは波で揺れていて、この一連の作業はそれなりに神経と体力を消耗した。
牽引ロープつかってカヤックを引き寄せてみると、カヤックには水が浸入していて、折り畳み式チェアがなくなっていた。電動工具はカヤックと結び付けてある防水バッグに入っていたので大丈夫だった。
波打ち際から出発する際に、カヤックは横波で転覆したのだろう。その時、チェアが落下し、回復する際に水が入ったのだ。
今回の透明度では、探しても見つけられないだろうから、今回は諦める事にした。
ORU KAYAKは折畳み式なので、海上に浮かんでいる状態で各箇所を軽く緩めて中の水が外に逃げやすいようにしてからボートにユックリ回収した。
全てをボートに回収し艇内の安全な位置に配置した事を確認し、アンカーを挙げて帰路についた。
マリーナついてに愛艇と今回使用した道具達を真水で洗い終わってから、ブロアーかけられるところの水滴を飛ばしてから、ゆっくりと今回の反省点と改善法を考えた。
やれる事はたくさんありそうだ。
「オラぁ、ワクワクすっぞ」って感じ。
今回は以上。
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